京都の紅葉（13/12/2）北野天満宮「御土居のもみじ苑」「梅交軒」

今日の午前中、北野天満宮へ行ってきました。楼門の前には、露店が数軒・・・。いつもの赤目の牛さんには、かなり気合の入った合格祈願のよだれかけがかかっていました。（＾ｍ＾）頑張れ！

いよいよ、受験本番？なんか、みなさん、必死でお参りしている感じです。願いが叶うといいですね。本殿の奥の大きなイチョウはほぼ落葉・・・。

よく「北野天満宮　お守り　お値段」という検索を頂くので、新しい「授与品初穂料」を載せておきます。写真クリックで拡大します。2013、12月現在。願いが叶ったらお礼参りも忘れずに～。（＾＾）

ただ今公開中の「御土居のもみじ苑」を覗いてきました。御土居とは、豊臣秀吉が京都の整備事業の一環として築いた土塁の「御土居」のことで、現存する中で、北野天満宮の境内西側にあるものが当時の姿を良く残しているそうです。入苑料：600円（茶菓付）＊地図クリックで拡大。

ピークを過ぎた木もありましたが、日の当たる場所は、まだまだきれいでした。もみじ苑公開は12月8日（日）までですから、十分楽しめそうです。

舞台のそばのお茶室「梅交軒」でお茶を頂いてきました。

珍しい「濃茶席」です。確か、昨年、綺麗に直されて一般向けにオープンしたのですよね。1400円と、ちょっと値がはりますが、興味津々・・・。

お茶室へ入ると、美しい眺め～。なんか、お茶がおいしい予感・・・。（＾＾）

まず、お菓子を頂いて、そしてお濃茶が運ばれてきます。丁寧にゆっくり煎れていただいたお茶は、とってもおいしかったです。お濃茶なので、慣れない人には飲みにくいかもしれませんが、作法なども気軽に教えてくれます。お茶碗には紅葉をかき集める姿・・・今の時期にしか使えない贅沢なお茶碗です。（＾＾）

お茶を頂いた後、茶室の中を撮らせていただきました。障子戸をあけた様子も美しいです。ライトアップ時もお茶を頂けるそうで・・・美しく贅沢な時間が過ごせそうです。

まったりとお茶の時間をすごした後は、石段を下りて紙屋川へ・・・。ちょうど、お昼で、人出が少ない時間でした。

鶯橋周辺の紅葉は、まだまだ見頃でした。（＾＾）

散ったもみじが、その昔、紙漉きの川として使われた紙屋川を朱く染めていました。

毎年いち早く色づく樹齢400年を超える三又のもみじは見頃終了でした。秀吉さんがここに御土居を築いた頃から自生していたそうです。三又のもみじの他にも大きなもみじがたくさんあります。↓

ここは、一部、春には梅苑として公開される場所です。↓「もみじ」と「しだれ梅」です。

帰りの石段でかならず見る梅の花↓です。（＾＾）猫？犬？

出口（梅苑の入口）付近にある老松さんの茶店で、お茶とお菓子がいただけます。利休ゆかりのお菓子を再現した「北野大茶湯」です。白みそと山椒が効いたもちっとしたお菓子です。おいしいです。袋をあけるとこんな感じです。（1個200円で茶店売店で販売もしています）

北野天満宮、天神市はよくご紹介しています。お土居のもみじ苑、以前の様子は前ぶろぐにて。【12/11/25】【12/11/12】【11/12/6】【10/11/25 】【09/12/08】【09/11/25】【08/11/23】【07/12/04】

北野天満宮　http://kitanotenmangu.or.jp/　参拝自由　拝観所要時間：40分～（もみじ苑込）

もみじ苑公開は12月8日（日）までです。北野天満宮には参拝者用駐車場があります。（1時間無料、ただし天神市の際は使用できません）入苑料（茶菓子付）：大人600円・小人300円　　＊梅交軒の茶席は1,400円です。（10：30～ もみじ苑公開中は開いているようです）