詩仙堂の閉鎖時刻 17時までいて
日没時の紅葉を見ようかと思ったが
周辺を散策したい気持ちの方が強く
外に出ると直ぐ隣に、八大神社が。 ↑
宮本武蔵とのゆかりのある神社とのこと
ちょっとくらいは見ておこうと、進むと…
右手に金ピカできれいな菊と龍の鉾。見とれてパシャッ。
私の実家の隣の神社にも鉾があったが
木製でこれとは大違い。
石の階段を上がると、石庭になっていて
きれいな山が2つ作ってある。
刀を2本持った武蔵の銅像が立っていて
「一乗寺下がり松の果し合い」についての
説明が書かれているが
読んでも良くわからない。
その隣に、その時の松の古木の一部が展示されている。
武蔵の『五輪書』は世界中で愛読されているそうだが
私は一生読むことはないと思う。
バス停方向に歩くと、金福寺への案内看板が目に入り
矢印に従って、5分ほど歩くと、あざやなの紅葉の手前奥に
金福寺の門が見えたが
拝観することなく
バスを降りた「一乗寺下がり松」より
一つ南のバス停へと歩いた。
短時間でバスは到着し、座れたが
バス停ごとにどんどん乗客は増え
大きな体の外国人観光客もいっぱいで
車内は降りる人が通れないほどの混雑ぶり。
銀閣寺前⇒真如堂前⇒南禅寺・永観堂前
⇒岡崎公園・平安神宮では
窓の外にはバスを待つ20人ほどの列が見えるのに
バスの乗車ドアを開けることもできず
「次のバスをご利用ください」と
運転手さんはアナウンスしているが
次のバスを待っても
乗れるの?
バスの走行はどんどん遅くなり
私が若い頃によく歩いた地域を
バスで通ってみたくて選んだのが間違いだった。
往路を戻るルート
一乗寺のバス停から北に向かって
松ヶ崎で地下鉄に乗れば良かった…。
少し距離は長く、遠回りだが
交通費もほとんど変わらないのに…と、反省。
遅いながらも、なんとか平安神宮の南
東山三条のバス停に降車して
地下鉄東山駅⇒烏丸御池
そこから歩いて無事、トコ会館にたどり着いた。
私の息子達が、かくれんぼ・野球ごっこ
セミ取り・ザリガニ取りなどをして
遊んで育った地域は
岡崎公園・聖護院御殿・黒谷・真如堂・吉田山あたり
その地域もオーバーツーリズムの波に
のまれてしまった~。
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