猿田彦神社 佐留女神社
猿田彦神社の主祭神である猿田彦大神は「みちひらき」の神様として知られています。
みちひらきはその名の通り、進むための道を切り開いてくれるということです。
猿田彦大神がみちひらきの神様と言われることには理由があります。
それは天孫降臨の際に宮崎県の高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降り立った際に、御案内した神様が猿田彦大神だったのです。
伊勢の地から全国へと開拓を進めた神様だと言われています。
そういった道案内や開拓をした功績から、物事の始まりに道しるべになってくれる神様として親しまれています。新しい道を目指そうとしている時には成功するように願えばご利益を頂けるでしょう。
また、進むべき方向に迷っている時や、上手く進めない時などは、猿田彦神社でじっくり考えるのもおすすめです。
⬆︎ホームページより引用
猿田彦神社の中には「佐留女神社(さるめじんじゃ)」という神社があります。
この神社は猿田彦大神の妻であり、猿田彦大神と一緒に伊勢の地から全国へと開拓を進めた神様として有名な天宇受賣命(あめのうずめのみこと)が祀られています。
天宇受賣命といえば有名なお話があります。
弟の悪さにあきれ果てた天照大御神が天岩戸に身を隠した時、世界は闇に包まれ生気を失ってしまいました。
様々な神様が集まって天照大御神を岩戸から出そうと試みましたが、天宇受賣命は神楽を舞って楽しい雰囲気を演出したことで、天照大御神が何ごとかと顔を出したというキッカケを作ったのです。
そんなことから佐留女神社は芸能の神として知られています。
役者からミュージシャンまで芸能関係の人がご利益をいただきに参拝しています。
更に猿田彦大神と結婚したことから縁結びのご利益もあるということで、女性にも人気です。芸能人もお忍びで参拝するほど、ご利益に溢れた場所なのです。
⬆︎ホームページより引用
猿田彦神社の境内の境内の真ん中に位置する場所に、変わった見た目の石柱が立っています。
これはただのオブジェではありません。
古殿地(こでんち)という方角を刻んだ石です。
この石柱の立つ場所は昭和11年の御造営まで御神座のあった神聖な位置なのだそうです。
そこに立つ石柱にも猿田彦神社で上位を争うパワーやご利益があります。
この石柱には干支が刻まれていますが、自分の干支を触って願い事をすると、叶えてもらえるという言い伝えがあります。
しかも文字が手にしっかり刻印されるくらい押し付けるのがポイントです。
方位によって「仕事運」「金運」「家庭運」「人気運」とご利益が変わるようなので、しっかり見極めて願い事を唱えましょう。
石柱を触るとひんやりしていて、とても神聖なものを感じることができます。
願い事はしっかりはっきりと唱える方がご利益にあやかりやすいそうです。
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