probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

ステキなコンピレーション!(21)

2013-04-23 10:22:36 | その他のCD

・Your Hit Parade: 1949 - V.A.

前もどこかで発言したような気がするのですが、
近年、自分が生まれていなかった頃の音楽に惹かれることが多くなりました。
ときどき、お若い方で、
80年代の洋楽が好き!なんていうことをおっしゃる人がおられますが、
そういうのと同じような感覚なんでしょうかねぇ。

リアルタイムで聴いてきた音楽を振り返るのは、
人生の残り時間も少なくなってきたので(笑)、ちょっとセンチメンタル過ぎて、
まだ自分がこの世に命を受けていない頃の音を聴きながら、
その時代の風景を想像してみる・・・そんなことが楽しい昨今です。

で、今回のコンピは、そんな時間にぴったりの1枚です。
その名のとおり、1949年に流行っていた曲を集めた盤みたいですね。
ちなみに自分は、1958年のものも持っております。

曲は、この中から、Vaughn Monroeの"Riders in the Sky"。
"(Ghost) Riders in the Sky"として、
The RamrodsとOutlawsのバージョンで、
2度、すでにこのブログに登場している曲ですが、
Stan Jonesという人のオリジナルを、
最初にカバーしたのが、このVaughn Monroeと言われています。

(映像は、1965年のもののようです。)


Time Machine ~1998~

2013-04-20 10:45:59 | 懐かし洋楽
今回は、1998年の今ごろチャートインしていた曲、
Keith Washingtonの"Bring It On"です。(Pop #63 R&B #22)

キース・ワシントンといえば、何と言っても、
PopチャートでもTop40入りした、
1991年のR&BチャートNo.1ヒット"Kissing You"ですが、
この曲が、それ以来のHot100入りしたナンバーということになります。

男前だし、文句なく歌もうまいのに、
90年代、思ったほどの活躍ができなかったのは、
Hip-Hop勢がR&Bチャートでも上位を席巻するような時代に、
生真面目すぎるほどのキースの正統派ボーカルが、
そぐわなくなってしまったのでしょうかねぇ。

この曲は、そんなことを意識した感じも見受けられる、
かなりイメージチェンジしたナンバーですが、
これ、ほとんどR.ケリーですよねぇ。(^^;

(ちなみに、R師匠はどこにも参加していないようです。)


To Be Loved - Michael Buble

2013-04-19 10:06:19 | 新譜CD

・To Be Loved - Michael Buble

1曲目と、ラストの14曲目が、ともにシナトラのレパートリーとして知られる曲で、
あくまでも、自分のバックボーンはそこにあると示しながらも、
ビージーズ、ミラクルズ、エルヴィス、ランディ・ニューマンなどの、
様々な年代の名曲をカバーしつつ、今回も、自らもソングライトに加わった、
新曲4曲が織り込まれている作りです。

オープニングの"You Make Me Feel So Young"から、
先行カットだった"It's A Beautiful Day"につながる流れには、
やや違和感を感じてしまいましたが、
それ以外は、まったくもって強靭な安定感ですねぇ。
今回は、とうとう、デヴィッド・フォスターの名前がクレジットから消えましたが、
もはや、師匠の手を借りなくてもいい存在になりましたね。

びっくりしたのは、ブライアン・アダムスと一緒に曲を書いて、
デュエットまでしていることでした。
同じカナダ人とはいえ、どうなのよ?と思って聴きましたが、いいですねぇ。
プロデューサーが、ロック系を得意とするボブ・ロックということもあるでしょうが、
こういう世界も持っているところが、ブーさんの強みですね。

↓曲は、"To Love Somevody"です。


80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(5)

2013-04-17 19:27:47 | 懐かし洋楽
今回は、ネタ使い編です。

ネタ使いしているほうが、すでに20年以上前の曲で恐縮です。(^^;



92年に、Popチャートで89位まで上昇した曲です。
カッコいいのにねぇ、もっと上がってもよかろうもんと思いますが、
白人黒人白人の混合グループだったので、
R&B系のステーションにアピールしなかったのでしょうかね。
しかし、日本の、当時の、いわゆる「クラブ活動」していたような方々には、
人気が高かった曲だったようであります。

で、元ネタは、説明不明の↓この曲ですね。
Will Smithが、同タイトルのまんまネタ使いした曲が、
98年にヒットしましたが、Around The Wayのほうが好きかなぁ。



Vocalが、Bill Withersではありませんが、
やはり、Grover本人の演奏が見れるLiveバージョンで♪

しびれますね。

『シュガーマン 奇跡に愛された男』

2013-04-16 07:40:07 | 映画


ドキュメンタリーとして、格別優れているとか、
鋭いとか、とくには思わなかったし、
想像していたより、ずっと作りこんだ感じで、
商業ベースに乗せることを意識した作品でしたが、
やはり、こんな、誰も知らなかったであろう、
ドラマと人物を見つけてきた力と、
そのドラマの中で生み出された「歌」の力に驚嘆せざるを得ません。

とくに、なんでもかんでもタイアップ絡みになってしまって、
最近では、そのタイアップですら、
あまり、ヒットを生まなくなってしまった現在の日本にいると、
この物語は、驚きとともに感動を覚えますね。

ただ、邦題は、原題そのままに、
『シュガーマンを探して』のほうがよかったんじゃないかなぁ。

でも、音楽ファンは、やはり必見!



http://www.sugarman.jp/
『シュガーマン 奇跡に愛された男』日本公式サイト

http://sugarman.org/
"Sugarman" The Official Rodriguez Website