probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(57)

2015-08-18 09:01:27 | 懐かし洋楽
今回はカバー編です。

まずは、カバーバージョンのほうから。
1998年の、スウェーデン出身の、この人気グループによる、↓このヒット曲です。



"All That She Wants"と"The Sign"の大ヒットなどで、
90年代の初旬の世界中のチャートを席巻した、
Ace Of Baseによるカバーヒットでしたねぇ。

正直、前記2曲ともに、まったくハマっておりませんでしたので、
完全スルーしていた人たちだったのですが、
この選曲に、ん?っと、ちょっと好感を持ったのでした。(^^;)

でもやっぱり、この曲はオリジナルのほうが好き。
Ace Of Baseのカバーは、原曲の良さを消しちゃってる感じがするんですよねぇ。

で、Bananaramaの、UKでは83年、
USチャートでは、84年にTop10ヒットとなった、こちらのオリジナル。
本人たちも、曲作りに参加しています。


(新)ベストアルバムを語るわよ!(95)

2015-08-17 09:23:20 | その他のCD

・Greatest Hooks - Dr. Hook

ちょっと前に、DEさんに、Dr. Hookの名前を出していただいて、
そういえば、ベスト盤持ってないやと思って、Amazonでポチってしまいました。(^^;)

2007年に出ていたベスト盤みたいですね。
全部で20曲入っています。
年代順に入っていて、Top40入りを逃した小ヒット曲を含め、
だいたい、代表曲は網羅されているのではないかと思います。

個人的にひとつだけ残念なのは、82年の、最後のHot100入り曲となってしまった、
"Loveline"が入ってないことでしょうかね。

さて、Dr. Hookは、1985年に解散して、
以降、一度も再結成などはされていないようですが、
アイパッチがトレードマークだった、Ray Sawerさんと、
リードボーカルのDennis Locorriereさんは、
それぞれ、ソロで現在も音楽活動を続けているみたいですね。

http://www.raysawyer.com/(クリックすると音出ます。)

http://www.dennislocorriere.com/

曲は、1980年のTop40ヒット"Girls Can Get It"を。
むさくるしくてさいこー。(笑)




Time Machine ~1981~

2015-08-16 10:02:38 | 懐かし洋楽
今回は、1981年の今ごろチャートインしていた曲、
Tom Petty & The Heartbreakersの"A Woman In Love (It's Not Me)"です。(Pop #79)



"The Waiting"のヒットを生んだアルバム"Hard Promises"からの2ndカットでしたね。
The Heartbreakersの他に、ベースを弾いているのは、
2012年に日本で亡くなった、Donald "Duck" Dunnさんであります。

アメリカでは、大きなヒットにはなりませんでしたが、
日本のラジオでは、"The Waiting"以上にかかっていたような記憶があります。
ちょっと彼らの曲にしては、ポップで抒情的なメロディーを持つ曲でしたので、
苦戦していた日本での人気を、この曲で浮上させようとしていたのかもしれません。

1981年8月15日付けのビルボード誌です。

1位は、90年代にルーサー&マライアでカバーもされた、
スーパースターふたりの、あのデュエットの名曲。

アルバムチャートが、個人的に、ちょっと壮観・・・。

No.41 コレクション(9)

2015-08-14 17:39:15 | 懐かし洋楽
前回で、1981年が終わりましたので、
今回からは、1982年の、最高位41位の曲たちであります。
82年は、6曲あったようです。

まずは、4月に1週間だけ41位だった、日本でも大人気でした、↓この曲です。



George Dukeの"Shine On"ですね。

早、2年経ったのですねぇ、亡くなってから。三回忌か・・・。

8月の5日が命日だそうですから、
そのときも、この曲のビデオを貼ったと思いますが、
たしか、あの時は、日本でのライブの動画だったと記憶していますので、
この映像は、初貼りではないかと思います。

『笑う洋楽展』でツッコミ入りそうな映像ですが、(^^;)
謎のダンサー美女と楽しそうに踊り歌う姿と、
ペンを置いて、そそくさと、ピアノを後にする姿の、
コントラストがいいですね。(笑)

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1982年4月10日付けのCashboxのチャートです。

この曲は、50位で止まってしまっていますね。
1位は、ロックの殿堂入りを果たした、あの姉御率いる、あのバンドの大ヒット曲です。

"War"

2015-08-13 19:05:22 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"War"です。

まずは、やはり、この曲ですかね。
1970年の、Edwin StarrによるNo.1ヒットの"War"です。



80年代には、Bruce Springsteenがライブアルバムでカバーして、
シングルカットされて、やはり、Top10入りする大ヒットにもなりました。
当然、自分はそちらのバージョンで先に知ったのですが。(^^;)

ただ、この曲が最初に世に出たのは、Edwin Starrのバージョンではなくて、
同じ年のThe Temptationsのバージョンのほうなんだそうですね。
でも、シングルとしてヒットしたのはEdwin Starrのほうですので、
Edwin Starrの曲として認知されているのではないかと思います。

もう1曲の"War"は、1976年の、Bob Marley & The Wailersによる"War"です。



アルバム"Rastaman Vibration"の中の1曲。
歌詞は、エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世が、
1963年に国連で行った演説から引用されているそうです。

Edwin Starrの"War"は、ベトナム戦争に向けての反戦歌と言われていますが、
こちらの「戦争」は、広い意味の、人種や民族の間の差別、争いを歌っているみたいですね。

"War, What is it good for? Absolutely nothing"