ちょこちょこ書いてはきたが、今回の「乳頭乳輪再建&修正オペ」から、早20日。
傷はまだまだこれから数カ月かけてほぼ分らないか、気にならないくらいに綺麗になっていくだろうと確信。
何より、今回のオペで、私にふさわしい120%満足の再建胸ができたと思っている。
この寒さの中、お風呂上りに鏡の前に立つ私って・・・・・って思うかもしれないけど、立ちたくなるほど、綺麗なラインができている。
脇のほうに張っていた胸は、みごとに真っ直ぐに内に入っているし、傷をテープで覆っていれば我ながら美しいバランスだとホントに思う。
我ながらっていうのは、もともとの私を絶賛してるみたいね正しくは、美しいバランスを再現した先生達の腕に惚れぼれしていると書いたほうが、正確かな2回にわたる乳房再建オペで私の想定を遥かに超える胸が出来た。決して想定を低くしていたわけではない。でも、元に戻るとも思ってないし、自分のリスクも理解していた上で方法もこだわった。その上でのこの満足度だ。
乳頭の軟骨はやはりビンゴだった。これは次の外来で削ってしまえば、あとは自然に皮膚がついていくみたい。
だけど、予定していた乳頭の大きさよりは小さくはなるわね。もう、ほとんど無くなってしまうかもしれない。先生は、残念そう(これは医師としての悔しさもあるのかな)で、私にも申し訳なさそうにしてたけど、「全然~~」っていう私に「蒔絵リコさんは優しいですね」っていうけど、優しいというより、それだけ満足しているのだ!
再建全体を通して、私は100点満点ではとどまらず、120点をあげたい。そこから、今回の軟骨少々削ることをマイナスとあえて評価しなければならないのなら、せいぜい3点くらいなものだ。それでも117点の出来
唐突だけど、私はイチゴはあまり好きでない。
例えば、先生達は私のためにデコレーションケーキの最後のデコレーションを今回のオペでしてくれたと考えてみる。
仮に8個のイチゴをもりつけて完成だとしたら、それが7個になったレベルだ もともと好きくないのだから、盛り付けがいらないくらいと思っているわけで、その私からすれば、7個で充分。そんなことより、生クリームで描かれた全体のシルエット、ふかふかのスポンジ、ずっと愛すべき味の方が大切。それをそろえてくれたことに感謝の思いよん
そもそも、私の健側のバストトップはとても美しい(これは、まさに自慢というより事実として読んでくださいな。自慢の意思ではありません)これに近づけるべく、果敢に挑んだ!ってのは大げさではなく充分凄い評価にあたいするとおもうなぁ~。そして、その結果、乳輪は日々健側に近づくべく綺麗になっていってる感じそれで充分満足まぁ、あとは先生や病院との相性ってのもあるのかな~。いつも楽しい診察って気分でいれるのもけっこう重要なのかもね。
再建は、元の身体に戻ることでは無い。元の胸は絶対にもどってくることはない。
でも、元に近づく、もしくは、あらたなものとして健側の胸との調和をとりながら、ある意味元以上のものを生みだす事もあるかもしれない。見た目という意味ではなく、精神的な意味で、元以上に自分の身体を愛することになったことは、少なくとも私はあるな。
1回目のオペで初めて胸のふくらみが戻って来た時、傷つきながらも、何とか戻ってきてくれたと思った。前の胸でなはないけど、そのふくらみはアタシそのものだった。
それが、どんどんアタシのあらたな胸になっていくのを楽しく観察し、そして、今度は、バストトップでデコレーションされてまさに胸らしくおちつき、お腹の傷や新たなお臍などと調和して身体全体のバランスと共にどんどん綺麗に、自然にアタシそのものになっていく。そんな日々を楽しんでいけると思うだけで、嬉しい。
ま、とはいいつつ・・・・・
これで最後ではなく、まだまだ外来で微修正するかもしれないし、乳頭も変化の過程でまた、何かするかもしれないし、形成外科というおおきなくくりでは、多分、もう1回リンパ浮腫のオペもしようと思っている。
あっ!リンパ浮腫もいれたら、私は今の主治医とその都度のスタッフチームには、もっと高得点つけなきゃいけないわ!
そんなんで、まだまだ、きびだんごを買う機会はいくらでもあるさっ!ってことで、この雪の中、買ってられるかい!とまたまた急いで雪のため到着時間未定の新幹線に飛び乗ったのでした。