彼の国は韓国。韓国には兵役があり、この大阪から帰ったら来週月曜日から入隊という。
うちにきて同室で仲良くなったオーストラリアの二人、それぞれ1人旅どうし、一緒に出かけ、帰ってからはお茶室で思い出つくり。
無心で写真をとる彼が私にはせつなかった。
どんな気持ちなんだろう。
産まれたときから当たり前の自国の制度。とっくに覚悟は出来ているのかな。
韓国の別のゲストさんなんかも一緒にみんなで、一口づつザクザクと食べる形式でロールケーキを用意した。2年の意味で2のろうそく1本立てて。彼のHappinessを祈り、2年分の労を食べる。
わたしなんかはたまらない気持ちだったけど、同じ韓国の女性なんかはあっけらかんてしていた。そういうもの、としておくりだすのだろうね。
その国々で生まれながらの定めが多少なりともあるのだろうが、その定めを他国の若者同士どんな風に共有し、話ているのだろう。
私はそんな、彼らの橋渡ししかできない。
沢山語り、未来の世の中を照らす力にしてほしい。
彼の国。彼らの国。私のこの国も、しっかりかかわっていかなければ、未来の形に取り残されてしまうよ。