乳がんの骨転移の対策・特徴など丁寧に現場観点で書かれてます
今回、即、整形外科にいったのは、これを改めて読んだこともある。
骨転移を多くみてきた橋本伸之先生。整形外科の現役先生の分かりやすいお話です。
以前に読んではいたけど、まだまだ、頭がいろいろいっぱいいっぱいで、その時の感覚とは違う、5年クリアしたいまだからこそ、読んでよかった。読み直すいい機会で、今回よかったと思っている。
ここで、骨転移の麻痺についても、先生は書かれています。バックナンバー送っていけば、たどれますので、気になる方は麻痺だけでなく、初めからゆっくりでも、読んでみてほしいな~。
癌の転移は、どこの部位であったとしても、それぞれの苦しさがあるのは容易に想像できるし、現に闘って、向き合っている友人もいる。
その苦しみは、治療やQOL,死も含めて大きなくくりで「癌」の苦しみなんだと思うけど、
骨転移の脊椎・脊髄圧迫による麻痺に関しては、それとはまた別の観点で、だけど、「癌」と同価値的な苦しみだなとわたしは感じた。
先生いわく、脳梗塞などで下肢が麻痺した場合は脳の傷害が原因だから、リハビリとかで程度はべつとして回復していくことも可能だけど、癌の骨転移の脊椎.脊髄圧迫での麻痺は本当にもう動かないとのこと。
その脊椎.脊髄の場所によっては半身麻痺になる場合もあれば、その支配してる領域によってかわってくるだろうけど、とにかく、麻痺してしまってうごかないということは、治療のレベルを超えた、癌とは別の苦悩だよ~
私が身動き一つできないからだになったら、介護は夫がするだろう。家族に精神的な苦労だけでなく、肉体的な苦労までかけてしまうことになる。自分も辛い。「癌」とは別の意味で辛い。そう感じた。
でもね、それが、事故とかでないことが「癌」ならではとあえていいたい救いでもある。48時間以内の処置が大きく麻痺の予後を左右するみたい。
それを、再びの今、読んだからこそ、意味もまた全然ちがって受け止められた。思いおこせた。
漠然と癌転移を治療との向き合い方ととらえていた告知当時より、深まる。あせる。びびる。
でも、それでいいのだ!そうすべきだと思ったのよ~
なので、アップしとこ!
転移は早期発見しても、生存率かわらないとかいう説もあるけど、医学の進歩でそれもどうかな?という疑問もあるところ、特にこれに関してだけは、全くちがうと強く思った。私は思った。