なんでか分からないけど、
伊奈中央に来る時って、いっつも天気がものすんごく良いような気が。
このアングルで写真を撮る時に、そもそも雲があった記憶が・・・ない。
(でも、自称“超晴れ女”と、自称“超晴れ男”が一緒になったときは、猛吹雪でしたね(笑))
蕎麦きり さいとう さんといえば、この青空なのだ。
やっぱ、ちょっと非日常的な小旅行距離だから晴れるのかなぁ。
そんな非日常な日だからか、ついつい気合が入ってしまい、開店の10分前に着いてしまう。
・・・のは、いつものこと?!(笑)
そんな早い時間では、まだまだ蕎麦打ちしているさいとうさん。
外からも見える小さなガラス戸に、その姿が見える。
お店がOPENするまで、こっそり背後から見て待ってようかなーー?と思ったら・・
さいとうさんってば、後ろに目があるの?!
すぐにバレて、“そんなトコから見てないで・・・” って中へ入れてもらっちゃいました。
まだ暖簾も出る前の、静かな店内。
「今のうちに、撮影しときなよ。」 って、日本酒の瓶を並べてくれる♪
日置桜 穿 に 辨天娘 H21BY 強力 そして 日置桜 生もと玉栄
どれもこれも、お燗でおいしそ~う!
最初は瓶ビールを頼んで、友達と2人で分けて飲んでたけど、
それもすぐに“チェイサー”と化してしまう。
「お燗くださーーーい♪」 と、すぐになってしまうワケで。
スタートから最後まで、ゆっくりつまめる 蕎麦豆腐 を最初にお願い。
ほんっとに最後まで残ってたな~~~~。
穴子の煮凝り は、もしかしたら “皆勤賞なのでは?!” ってなくらい、毎回頼んでるかも。
パクパクっと食べちゃう人にとっても美味しいだろうし、
自分みたいに、ちびちび食べたって、ホントに美味しい。
ちなみに、このお皿は、友達と半分ずつに分けてくれたもの。
あぁ~~、このコラーゲンっぷり・・・たまらない(>_<)!
最初に出してくれたお燗 穿(うがつ) が、どんどん進んじゃう~。
さいとうさんは初めての友達には、是非とも食べてもらいたい逸品!と思って頼んだのは
鶏の八丁味噌煮 。
これ、半年ぶりくらいに食べてみてびっくり。
前回の時よりも進化してる?!
八丁味噌といえば名古屋食のイメージが強くって、“甘くて辛くて濃いんでしょ” と、
よく言われがちだけど、元々のさいとうさんの味付けは、とってもまろやか。
それが・・・まろやかなだけじゃなくて、
もっと鶏の味を引き立たせるような引き立て役に、見事になってる~。
八丁味噌をこんな風に使うなんて。
さてさて。
意図的か偶然か?!(たぶん前者)
我々のテーブルは一番キッチンやガラス張りの蕎麦打ち場に近い場所。
そして私は“意図的”に、キッチンが見える位置に座る。
そうすると、さいとうさんが忙しくなってきても、ガラスの向こうとコチラ側とで、
さいとうさん:湯葉が入った袋を持ち上げ “次、湯葉、やったげよっか?!” ジェスチャー。
ワタシ :激しく首を上下に “うんうん!!”
という、遠くても目くばせの会話ができて、なんとも便利。
そんなワケで 湯葉刺し だぁ♪
薄~~~い湯葉が何層にも何層にも。 しかもこの薄さでも濃~~い豆乳の味わい。
最初は 「お酒はコチラが適当に出すから、つまみは頼んでね。」 と言ってたのに、
湯葉から色々出してくれるものだから、結局、すっかり楽~な飲兵衛モードになる自分。
次に 日置桜 生もと玉栄 と一緒に出してくれたのが 烏賊の塩辛。
漬かり過ぎず烏賊の弾力があるのに、腸はいい熟成感。
これも、さいとうさんが作ったのかな?! と思ったら、
「いや、買ってきた物なんだけど、これウマイよね~。自分でも作るけど、こっちのがラク(笑)」
って~~。
でも、これには、まだちょっと開けたてで渋い「生もと玉栄」では、ちょっとツンツンしちゃうかも。
そう思って最初の「穿」を頼んで合わせてみると・・・
ビンゴ!!
さらに、ちび・・・っと出してくれた物体が、また面白い。
食べ散らかしててスミマセン(汗)。このテーブルの中央にある小さなお皿。
一瞬、これを見た私は、色合い的に 「ブルーベリー?!」
友達は 「佃煮か、黒豆をとろけるまで煮込んだもの」 と思ったのだけど、
舐めてみると、「ん・・・?何かの肝?!」
と思ったら 蟹の内子 だそう。
またまたーー、いろいろ面白い食材を出してくれるんだから。
お酒は、神亀 ひこ孫 とか 生もとのどぶ も出てくる。
その温度もまた良い。
それにしても。
毎度の事だけど、こう次から次へとお酒につまみに・・・蕎麦も食べずに飲んでいると、
背後から奥さま方の視線を感じる(笑)。
でも、遠慮なく飲んじゃうもーん!
それが出来るのが、さいとうさんの良いところ。
でも、時間は経っていくワケで。。。
気づいたら、暖簾はひっくり返す時間になっちゃうし、
バイト君はまかないを食べ出してしまう。
あわわ、そろそろ〆の蕎麦を頼まなきゃ~~~(>_<)!!
この日の蕎麦は 富山産 。
アタリ!!な味わいでした。
店員さんの、だ~れも居なくなった空間で、
さいとうさんもキッチンから出てきてくれて、しばし蕎麦湯を飲みながら歓談。
そんな時間も、また楽しいのでした~。
[蕎麦きり さいとう]
埼玉県北足立郡伊奈町小室9819-1
048-722-2725
11:30~20:00 (平日は14時~17時中休み)
定休日:月曜
[以前行った時の日記]
・2009/3/1 牡蠣南蛮
・2009/7/31 湯葉と梅と大場と茗荷
・2010/3/31 きしめん
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うー、あの青空、うちのまわりもあんな感じ。
なんか、めちゃくちゃ仕事が忙しい中だったみたいだから、いい息抜きになったのかな?
煮こごり、アナゴではなくにこごりだけでもアテになりますね。
内子どんな感じだったんでしょう、佃煮的ににてあったんでしょうか?
香箱の身はどこへ?
相変わらず、さいとうさんいいですね。
スッコーーン!と抜けるような。
何気に自宅から近いですね♪
ちょうど今の時期は忙しいっすね~。
撮影が始まると共に、転げ落ちるように時間が過ぎていきます(笑)。
でも、良い息抜きができました!
箱はわかりません~~。
でも頂き物のようでした(確か)。
ココの煮凝りは、ほんとに大好きです。
たしかにアナゴがないコラーゲンだけでも美味しいですよねー。
とはいえ、やっぱりさいとうさんとえいばアナゴです!
そいえば、すっかり写真を撮るのを忘れていましたが、
最後に白焼きも食べたのでした♪
近くにあれば(地方圏内)じぇったい行くね。
お猿の電車はちょっと厳しいけど。
心底、うらやましいよ。
ネタばっかりで、ヤンなっちゃうよ(笑)
もーたまりません。
牡蠣南蛮、けっきょくありつけませんでしたが、
以前食べた時は、もー悶絶モンでした。
忙しいなか、つぶやいてましたね~。
ウワバミ・・・(笑)。
夜はお付き合いもあると思いますが、
お昼にいっても、たっぷり飲めますよ~~(笑)。
エルボーとかどぶ会議とか、私も行きたかったです~。
って、自分も色々行っておきながら・・・(笑)。
まぁマッキーは人脈広いからきっと行ってると思ったよ!
こっちのフェスも最高だった。
日曜とりの友人のライブは泣いてる人も結構いたなぁ・・・
蕎麦豆腐、いくらなんでも時間かかり過ぎだろー!笑
先日kazuさんに誘って頂いてい伺った時は八丁味噌煮は食べなかったな。・・また食べたい!
「・・・泥水か?!」って思っちゃいました。。。
でも、すぐに癖になっちゃった大学生の夏。。。
フェスにとっては最高な環境だったのでしょうねー!
さいとうさんも普段よりも混んでいなくて、
「きっとみんな紅葉見に行ったり、外に出てんだねー。」
なんて言ってました。
蕎麦豆腐、いやいやきっとBenさんと一緒なら、
やっぱり残ってたと思いますよ~(笑)。
次に行く時は、ぜひぜひ八丁味噌をどうぞ!
私が初めて白味噌を見た時も
同じように思った気が・・・。
「これも味噌汁?」って、確か旅館かどっかだったかなぁ~。
イナはイナでも「伊奈」でした。
その地名の由来は「伊奈家」、
さらに辿っていくと、やっぱり信州伊奈(のちに伊那)にたどり着きました。
三河にも縁があるそうです。
なかなか歴史ある地名かと思います。
・・・(笑)
下界に戻ってきましたので、機会があればまた是非。
ヒュッテに行きたい行きたいと言っていたら、
いつの間にか冬になってしまいました。。。
下界にいらっしゃる間に、また飲みたいです♪
でもこの板そば、食べてみたいっ!!
気付けば4時間も経っちゃってました(笑)。
昼から飲む時って、夜みたいに終電とかがないから
ついつい長くなっちゃうんですー。