音がつなぐ人と大地

北海道オホーツクを拠点に活動する
フルートとギターによるユニット「ホラネロ」が綴る
くらしと音楽。

フルートオーケストラ

2010-03-17 | 旧・笛吹きダイアリー
約130名のフルートオーケストラ(全員芸大卒業生)に参加して来ました。


芸大の師匠が退任記念コンサートをされたのですが、前半は弟子達のフルートオケと、それをバックに演奏する「リレーコンチェルト」(各楽章を一人ずつ)。あとは個性的なアンサンブル。

フルート界を代表するプレーヤー目白押しで、とにかく聴き応えあり。

・・・ありすぎ?

もう、フルートはお腹いっぱいというところに、大御所のギターやハープの共演者と共に師匠登場。
新鮮な響きと、大病からの復帰をかけて全精力を注いで演奏する師匠の姿に、涙を見せないようにするのが大変でした。
先生の音、芯が揺らがない。やっぱりすごいや。

打ち上げでは同級のTちゃんが手作りした革細工のフルートバッグや眼鏡ケースが、弟子たちからの記念品として贈呈されていました。
世界に一つだけのプレゼントって、いいですね。


そもそも、私は芸大は大学院(しかも室内楽専攻)しか行っていないので、師匠も友人も、あまり連絡を密にとっていませんでした(スミマセン!)。・・・なので今回、心細い想いを抱えての参加だったのです。

ところが!
師匠の声を久しぶりに聞いたら、時間がさーっと逆戻りしたかのように、懐かしい想い出が次々蘇って来ました。怖い目にも遭いながら、北海道から何度も飛行機で通い、楽器に関しては人生で一番苦労も努力もし、得たものが大きい時代ですから。。。

友人達もしっかり覚えていてくれて、笛部屋にいるみたいにお弁当を食べ、お互いの近況を話し、当時以上に笑い合ったのでした(^_^)


それにしても正直、こんな風に感動するとは、自分でも思っていませんでした。
(打ち上げで話した友人達も、同感。)

参加できて、良かったです。

これは、ダブルコントラバス・フルート。もちろん男性担当。しかも適任の方。
銀河系に3本しかありません。


そして銀河系に1本だけ。のダブルコントラアルト・フルートinF。


生きた130本のパイプによるオルガンの調べは、今までのフルートオケの印象をがらりと変えてくれました。
でも再演は・・・・ないよね(^_^;)


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