オディールは、オデットと間違えて愛されても幸せになれたのだろうか
オデットのフリをして、王子と結婚しても、
王子が愛しているのはオデットなわけで…
オディールはオデットの真似をすれば、
オデットになれると思ったのかもしれない。
なんて思ったりも…
でもさ、結局それは自分じゃないって気づいちゃうよね。
ツラいな。
それって、
ツラいな。
あ!
でも、
オディールの目的は、愛を誓わせること。
間違って求婚させちゃうこと。
そこで、完結じゃ!?
ってことは、その後、愛される必要はないのか…
愛されたかったわけじゃないんだ…
そうだね。
きっと。
なんかさ、オディールはオデットに嫉妬しているよなイメージを持っていたんだ。
違うっていうか・・・
そういうの、要らないんだ。きっと。
オディールは悪魔の娘。
王子を不幸にするだけで、満足だったのかも…
王子を振り回すだけで、満足だったのかも…
オディールは悪魔の娘。
幸せになることは、彼女にとっては幸せではないことなんだね。
ひとの人生狂わせて歩く。
オディールは悪魔の娘。
わたし・・・
悪魔だったのかなぁ・・・