倒れたのは29歳・・・ありえない。
これは近所のお店で注文してたケーキです。
ろうそくの数を聞かれるのも辛くてたまりません。
ダンナは超甘党でした。
ファミレスでチョコパフェとブラックコーヒーを注文すると
必ず私の前にパフェ、ダンナの前にコーヒを置かれました。
店員さんが去ったあとに2人でクスッと笑って交換。
懐かしい。。。
ダンナの夢は
『世界中のチョコパフェとジェットコースターを制覇すること』
どんなにバカバカしい夢でも死んだら叶わない。
・・・ホールのケーキなんて独りじゃ食べ切れないよ。
こんなに悲しい誕生日ってある？
今日は「Happy Birthday」なんか絶対歌わない。
私の頭に流れるのは「木蘭の涙」だけ。
そう、ダンナは嘘つき。
私はこの世に置き去りにされた。
