最近、人に借りて読んだ渡辺多恵子の「風光る」。
幕末・新撰組の話なので歴史に疎い私にはちょっと苦手かもと思ったが、
さすがに第48回小学館漫画賞を受賞しただけあって
非常に非常に面白い
このマンガのすごいとこは史実にかなり忠実であること!
主人公のセイが男装して入隊するという部分は当然フィクションだが、
当時の風俗も詳しく調べて描かれてあり、
少女漫画だからといってバカには出来ない。
今まで沖田総司は美形だと思っていたが、
実はそうでもなかったそうだ
しかも有名な池田屋での喀血も嘘で、
実際はもう少し長生きしたという説が今では主流らしい・・・。
普段はひょうひょうとしていても、
抜刀すればその武士としての強さを見せ付ける総司は
とにかくカッコイイのだ
あとお気に入りの登場人物は斎藤一
勘も鋭くデキる男だが、おかしい程ポーカーフェイス。
男であるはずのセイへ恋心を抱きはじめ、
その涼しい表情の下で、アブナイ妄想と戦っている姿は結構笑える。
ちなみに当時、男色は当たり前に存在した嗜好なんだとか。
現代のほうが偏見に満ちているんだなぁ。
話が脱線するが「風光る」は
大好きな竹善さんのソロ・シングルと同じ題名じゃないか!
・・・う~ん素晴らしい
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