makoto's daily handmades

積み布からブラウスへ

先日縫いあげた羽織ものがなかなか良かったので、同型のブラウスを縫いました。

え?この柄?と思うのは自分自身です。

この布地は20年くらい前に購入して、姪っ子ちゃんズに何か作ってあげようかなと思っていたンだと思います。

その姪っ子ちゃんズ、1人は社会人、もう1人は大学生ですから、遠い昔で、何を作ろうとしていたのか思い出せません。

 

月日が経って、ミシンもないし、このまま積み布のままにしておいても、私は日々老いていくだけです。

20年前ならまだアラサーだった私も今やアラフィフ。

あした、あした、またあした…と続けばあっという間にアラ還です。

この柄が似合う、似合わないじゃあないンです。

今着れば、少なくともアラ還で着るよりはマシだろうな、という消極的な選択肢で縫いました。

というのも、まだミシンを持っていた時代に購入した布地なので、ちょっと厚めの綿ブロード地。

手縫いで作るしかない今の私には、針を持つ指先が疲れて、今だから縫えるという感覚も経験になりました。

 

ボタンはMIFさんが着古したワイシャツからボタンを流用しました。

型紙は「すてきにハンドメイド」2019年4月号の、手縫いのギャザーブラウス(右側の白いブラウス)です。

元のデザインから変えたのは、前の合わせをスナップボタンから、ボタンとボタンホールにしたこと、後ろ身頃の真ん中を「わ」にしないで中央で左右の身頃をはいでいることです。

「わ」にしなかったのは、長期間の保管のせいで布地の真ん中にシミができてしまって、シミを避けて型紙を置くことができなかったせいです。

 

今回はビッグシルエットのブラウスなので、MLサイズの型紙を使いましたが、全然余裕。

もう少し小さく作ってもよかったな、と思うもののいつまで今の体型なのかも分からないのでこれでいいことにしました。

縫い針の通りが悪いくらいの目の詰まった布地で縫い物をすることはあまり積極的にはなれませんが、いい経験ではありました。

今の私の好みの柄ではないのですが、まぁ、そこそこ着ることにはなると思います。

そしてこの首回りのデザインは好みなのでまた作ることがあるかもしれません。

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