『 群馬へ向かう道の桜 』
森川 由美子さん 撮影
今日は何人だったろうか。私は残念ながら先週に続いて休んだ。
高熱は下がったものの、咳や痰が取れず、うまく眠れていない。
従って体がますます元気がない。来週には必ず行くぞと誓って、休みを決めた。
暖かいものの丁度、雨風強い時間帯で皆さんさぞ大変だったろう。
先日,寝ながら本を読んでいたらこんなことが書かれていて愕然としたものだ。
統計上では、日本人の半分の人はガンになるとあった。そして老人の死因の第一も
ガンであるという。
85才にもなるとアルツハイマーの肉体的変化や症状のない人はほとんどないし、
症状は無くても精密に調べると体中のどこかにガンのない人もいないそうだから、
空恐ろしいことだ。
しかしこの年代の人のガンは「沈黙のガン」が多く、その進行は極めて遅いもので、
それ故に元気な老人が多く居るわけだそうだ。
もしそのガンが顕著になり手術が出来る状態でもその体力面、摘出後の体力の弱り
などを考えると、手術はあまり勧められないという。
体力的にも手術は避けて、転移がなければラッキーであり、もし他に転移し進行するならば、
それは天命であると思う事だと言っている。
これは放置療法派の医師の見解だが,ガンを飼っておくという選択をした方が良いという考えらしい。
この医学が進んだ時代に何だか変な気がするが、そうした選択肢もあるのだろう。
宗教観、人生感、環境,性格、体質体力等との関係や問題があって一概には言えないのだろうが、
静かにそして徐々に弱って行って死を迎えるのが、現代人の理想のスタイルなのかもしれない。
果たして私などは、泰然としてそれに対応できるだろうか。
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