このちょっと変わったカタチのクランプは、AC618H という製品番号でヨネックスのカタログに載っているスターティングクランプです。 通常のスターティングクランプは、洗濯ハサミの様にバネのチカラによってガットを挟む構造になっていますが、この AC618H は、ストリングマシンのクランプ同様、レバー操作でメカニカルにガットを挟む構造になっています。 まあ、ここに来るようなモノズキなミナサンはアタリマエに知っていて、既に所有して実際に使っているヒトも中にはいるでしょうけど(笑)
もうずっと前から、モノはたぶんイイハズなんだろうけど、使い勝手が悪いんじゃないかなと思っていたのと、けっこう高価なこともあって、ず~っと購入を見送っていたのですが・・・、このところまともにテニスが出来ないせいか、ついに欲求不満が爆発して買ってしまった(笑) ストレス解消にはお買い物が一番なのだ(笑)
で、この AC618H ですが、ヨネックスのモノではなく、製造元の東洋造機さんのオンラインショップで直接購入しました。 まあ、いつものように、夜中に酔っぱらってポチッとした訳ですが、翌朝8時29分に発送完了メールが来た。 お、おー、東洋造機さんは朝が早いのね、とミョ~に感心してしまった(笑)
と言う訳で、何本か実際に張ってみての使用感なんですが、ガットを止めるということに関してはヒジョーに安心感があります、が、やはり思っていた通り、操作に違和感があって使い難いですね。 特にリリースがしづらいです。
マシンのクランプとちがってスターティングクランプは、通常1本のラケットを張るのに2、3回くらいしか出番はないのですが、マシンのクランプ同様、ガットのゲージと硬さにいちいち合わせるのがちょっとメンドクサイのと、片手でレバー操作するにはコツとナレが必要です。
普通のスターティングクランプとの比較
こうして見ると、もっとコンパクトかと思っていたのですが、けっこうデカイ・・・
重量は
アルミ合金のクセにけっこうゴツイので意外に重たかったりする。
もうちょっとダイエット出来るだろうと思うのですが・・・
分解してみる
工作精度は高いです。
ただ、マシンもそうですが、このクランプもデザインがもう少し良ければ、
使い勝手は格段に良くなると思うんですがねえ・・・
結論としては、スターティングクランプなんてのは、まあ無ければ無いでなんとかなる訳だし、僕みたいなツールフリークは別として、普通のホームストリンガーにはこの AC618H はまず必要ないでしょうね。 完成度はもうひとつだし、今のところ一番使いやすいバボラのスターティングクランプが2、3個買えちゃうほど高価ですから。 ただ、この AC618H の安心感は他に替えようがないということは確かです。 操作のチガイも慣れてくると、これはこれで普通のスターティングクランプとちがって、力が要らないのでラクと言えなくもないですから・・・ちょっと苦しいか(笑)
と、まあ、僕はアタリマエですがただのテニス好きのホームストリンガーで、メーカーに便宜を図って貰うことはありえないので、いつものようにいろいろモンクをヤマほど言っておりますが、実際にはその安心感から、今はこのクランプを主に使っていたりするんですけどね。 でも、やっぱり使い難いなあ(笑)
今回、この AC618H の購入に関しては、hari-kichi さんのブログを参考にさせていただきました。
貴重な情報とアドバイスありがとうございました。
自分も、モデル1400購入時に、このクランプを購入して、使ってます!確かに、普通のクランプに比べて操作性が、慣れないと悪いですが、安心感が抜群なので、使用してます。
これからも、ラケット、ガット、工具等、レアなグッズまで、色々紹介してください!
最近気がつくと、普通のクランプを使っている方が多くなっているので強制的にAC618Hに持ち替えている事多いです。
クランプの表面に艶が無く硬質なのでマシンのアームに当たると傷が付きやすくて頻繁に使わなくなってるんです。
まあ、このクランプはナチュラルの時の安心感と所有感ですよね。
今後、機会があればSWでmalibuさんと同じくバボラのクランプが欲しいなー。と思案中でございます。
安心感はあるんですよねえ。有名工業デザイナーの手を借りればヒットしそうな製品ですけどねえ。あ、いや、パイが小さいのでそれはないか(笑)
え~、AC618Hでなくても、僕のマシンのアームはすでにキズだらけです(笑)