お月サンは雲ベットで朝寝

今朝お月サンの姿を、明けつつある藍色の空に探したのですが、杳として知れず。お月サンも三日月になって、もうそろそろ一休みが近くなっていますから、すこし残念な気がします。
灰色空の下、街は朝灯り
「雲ベットの中で、三日月さんは朝寝のよう」


●こちらは「昏い]朝です。夕方と勘違いするぐらいの家の灯りの光景だとおもいます。外灯も夕暮れと判断して、灯っているに違いない。オレンジ色ナトリウムの外灯など灯っていると、余計に暗さを引き寄せるという感じで、ドロリとした粒子の粗い世界をつくりだします。どうもあれは苦手なのです。高速のトンネル、あれは陰惨冥府の世界へと誘われて行くようで、早く出たくなりついついスピードをだしてしまいます。
今朝の灰色景色の対岸は、煌々とした白い外灯の輝きが、山影をバックにした街姿の中で、ポツンと目立って灯っていました。どうもあの外灯のかがやきをみると、閑散とした所にあるコンビニのイメージをひきおこすのです。