ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

アディクションと司法の関わり3

2020-09-06 19:53:00 | 人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション
アディクションの臨床医から見れば、内科医にとって胃炎も肺炎も医療の対象であるのと同様、アルコールと覚醒剤のどちらかのアディクションも精神医療の対象である。

ところが、なぜか覚醒剤のアディクトだけは使用するだけで逮捕され、二度目以降の逮捕で刑務所に送られ、社会的に「更生すべき犯罪者」という烙印が押されることになるのだ。






<12ステップミーティング>
 
日時:2020年9月27日(日)14:00〜16:00

場所:NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

内容:AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。

アディクションと司法の関わり2

2020-09-05 23:28:00 | 人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション
歴史を振り返ってみれば、ヨーロッパでは中世から17世紀ごろまでは精神病全般が道徳的な「罪」の結果として解釈されていた。

そして、精神障害者は犯罪者や浮浪者たちと同じ施設に収容された。

「患者たちを医薬で治療するよりは、物置小舎などで拷問や呵責を用いて処置する方がずっと早く治ることがある」と述べた臨床家もいたほどである。

いま、本書を読んでいる21世紀の読者なら、誰も統合失調症やうつ病、あるいはアルコールのアディクションの患者は「罪人」であり刑務所に収容して刑罰を与えれば治る、と思っている人はいないだろう。

では、覚醒剤のアディクションの患者ならどうだろうか。






<12ステップミーティング>
 
日時:2020年9月27日(日)14:00〜16:00

場所:NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

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アディクションと司法の関わり1

2020-09-04 22:05:00 | 人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション
違法薬物の使用や窃盗癖、違法賭博などはアディクションという精神疾患であると同時に、同じ行為が刑事罰の対象ともなるという点で不思議な病気である。

同じアディクションでも全身にくまなく病魔が及ぶという点でむしろ覚醒剤より医学的には危険かもしれないアルコールは、所持でも使用でも逮捕されない。

同じ薬物でも、睡眠薬や市販の風邪薬は所持しても使用しても逮捕されない。

アルコールや睡眠薬のアディクトは医療を通して回復が期待されるが、覚醒剤のアディクトは専門医療につながるチャンスを逃して逮捕されてしまうと、刑罰を用いて「更生」が期待されることになる。





<12ステップミーティング>
 
日時:2020年9月27日(日)14:00〜16:00

場所:NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

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アディクション支援の標語

2020-09-03 11:01:00 | 人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション
信頼障害仮説の観点に立てば、アディクション支援の標語は、「ダメ、ゼッタイ」ではなく、「助けてくれる人はいるので必ず相談を」「あなたは一人じゃない」にすべきであろう。



<12ステップミーティング>
 
日時:2020年9月27日(日)14:00〜16:00

場所:NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

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重点支援が必要なケースf

2020-09-02 20:20:00 | 人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション
f.成績優秀で家庭環境も一見問題ない生徒でも、クラスで孤立がちで対人交流が乏しかったり、腕や太腿などに切り傷が多数存在していたり、急な体重の増減が見られる場合



<12ステップミーティング>
 
日時:2020年9月27日(日)14:00〜16:00

場所:NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

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