人を疑うことしかしてこなかった人間が、人の信じ方を知らないのは当然である。
アディクトの中には、アディクションの援助者に孤独感を理解してもらい、共感の言葉をかけてもらうだけで、今度は盲目的に援助者を頼るようになってしまう人もいる。
…人は誰でも、誰かに信頼してもらうと嬉しい。
…自己肯定感は甘い蜜である…もし、援助者自身がもともとなんらかの理由で甘い蜜に飢えていたとしたら、アディクトを援助することによって比較的容易に援助者自身の飢餓感を満足させることができてしまう。
表面上はアディクトのために行動しているようにみえるので、目的がいつのまにかすり変わってしまっても、この罠に援助者本人でさえなかなか気づくことができない。
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7月のミーティングは会場を予定しています。