相馬山から稜線を外れ沼の原に降り立ちますと夏の花と秋の花が同居した花の園です
広い原で目を引くのはコオニユリ
ドンヨリとした空の下で一際、鮮やかに散らばる様に咲いていました
背高のっぽのオミナエシ
この花が咲くと秋はもうすぐと言う事を必然的に意識させられますね
一寸、似てますが上はカセンソウ下はコウリンカです
カセンソウは漢字にしますと歌仙草、歌仙とは和歌に秀でた人の事をさしますよね
でも何故?と言う疑問を持ってしまいますが、命名者はこの花の何処かに、それらしきを見出したのでしょう
なので、この花に関しては漢字表示の方が良いかもしれませんね
コウリンカはもう、10年ほど前になるでしょうか
花好きな埼玉の友人から教えて頂いた花で
花弁をダラリと垂らす独特な姿が印象に残り以来、忘れる事のない花になりました
未だ残っていましたオカトラノオとユウスゲ
人間社会と同じ、花の世界にも寿命の長いものもいるんですね
タカトウダイ・・・何処か親しみを感じちゃうなぁ
ヒヨドリソウとハハコグサ
今回も登場しましたね、ママコナでは無くハハコ・・
この二つの花は一見、見分けが付かないかも知れませんが茎を見ますと違いが歴然ですね
上がコウガギク下がシラヤマギクです
キンミズヒキ
ウツボグサなんですが・・・
ジッと見ていましたら蛙が\(^o^)/している姿に見えてきました
真っ赤な実・・・オイシソウ
雪の結晶がこの時期に見られた~~
特に目立つ花では有りませんが近づいてみれば思わず写したくなるイタドリです
次はゲンノショウコとフシグロセンノウですが
フシグロセンノウは、少し距離の有る藪の中に咲いていましたので
ズームを効かせたのですが呆けてしまいました
目立たない様に埋もれたって目立つのに何故、面にに出て咲かないのでしょう、もしかして恥ずかしがり屋?
沼の原はワレモコウが少ない様です
しかも、か細い
それとも時期が早かったのかしら
ヤマアジサイとノイバラ
山中ではノイバラをたくさん見かけます
側を通ると甘い香りにむせるくらい・・・
これは植物の害虫と言っても良いほど始末に負えないほど蔓延るタケ二グサです
だが待てよ・・被写体としては、どうなんでしょう?
イケマとセンニンソウですが両方共に毒性の強い植物です
綺麗な花には棘では無く此処では毒でした
帰りは伊香保周りで帰る事に致しましょう
ここは伊香保温泉の目玉、石段街
最近、石段が整備され昔の良き温泉の面影は無くなりましたが人気は未だまだ衰えてはいない様です
一時は衰退が懸念されましたが又、盛り返して来たのでしょうか
「あららら、あの汚かった石段の湯が・・・そして周りの土産店やお団子やさんも盛況!!」
石段は途中から昔のままの風情ある石段街に変わりました
尚も進めば最奥の伊香保神社に行きつくはずです
この景色こそが伊香保 行き過ぎた整備は程々でないとね
紅葉の季節も、あと僅か
特に今年はライトアップされる河鹿橋もかなりの賑わいを見せる事でしょう
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