続き
三重塔と行者渓を後にいよいよ核心部へと近づきます。右に瓶子(みすず)の滝が見えて来ましたね。滝が落ちる両側の岩を瓶子岩と呼びそこから瓶子滝と名付けられた。瓶子とは神に供える神酒を入れる器との説明がされておりました。
足元の小さな祠にもわもわっと苔が。Kさんが目ざとく見つけました。
樹高55m 幹回り9・4m 樹齢400~500年の矢立杉
矢立杉とは武将が戦勝を祈願する為に木に矢を射立てる儀式の事で武田信玄もここで矢を射立てたと言われておりますが信玄の絡みについては年代的に言って無理がある様な気がしないでも有りませんが・・・どうなのでしょう?
矢立杉の脇に建つ神幸殿(1859年建立) 国の重文
装飾も彩色も施されておず極めて簡素ですが構えは存在感が有りますね
矢立杉と神幸殿を上部から見下ろす
(左)岩間に双龍門が見えて参りました。(右)門の左の岩は鉾立岩、この一体感が実にいいですね。
彫刻に見入るKさんと私
双龍門 1855年建立 国の重文
総ケヤキ造りで全体に彫刻が施されている豪華な門です
三国志に因んだ絵柄の彫刻。以前は金網越しでしたが工事後ガラスに変わりました。いずれにしても写しづらい事この上なし。何とか写せたのがこの一枚だけでした。 因みに門の彫刻は武蔵熊谷宿(現在の熊谷市)の長谷川(小林)源太郎に寄るもので通称、熊谷源太郎と呼ばれていた人物です。
こちらは石垣と苔が織りなす自然が作り出したアート
続きますので本日もコメント欄はお休みです
はい、画からも見入ってしまいます。
ありがとうございました。
私にとりましても榛名神社は数年ぶりでした。
ご訪問に感謝です。
有難うございました。