笛や太鼓の音も高らかに山車が町に繰り出しました
屋台の上で身を乗り出し
パフォーマンスを演じた幼い女の子は今、何歳になっただろうか
口を真一文字にキリッと結び一点を見つめてのあの演技
深く印象に残ったものだが
残念ながら今年はそれを演じる子は居ませんでした
伊勢町は上之町、中之町、下之町と3つの町内会に分れ
草津街道の要所として栄えた町だった事も有り何処か我が箕輪とはちがう
上品な空気が漂う町並みが続いています
・・・宿場でも有ったこの街が祭りの趣旨の一つとして
疫病封じの神を祀っての事だったという事が頷ける祭りです・・・
従って各町内会で1台づつ、計3台の山車が
祭りの花・お稚児さんを先頭に一直線に延びた道路を往来し始めました
空は徐々に群青色に変わり、と同時に冷気が忍び寄ります
上衣を持って来なかった事を後悔しました
榛名山を一つ越えただけで、これほどの差が有ったんですね
町の中央に山車3台が集結し太鼓の激しい連打が街中に響き渡りました
ひとしきり打ち鳴らされた音が一段落し山車は其々持ち場に引き上げます
そして、いよいよ恒例の八木節が幕を開けました
♪ ハァー またも出ました三角野郎が
四角四面の櫓の上で音頭とるとは、お恐れながら
しばし御免を被りまして何か一言、読み上げまする
稽古不足で覚束ないが平にその儀はお許しなされ
許しなされば文句にかかるでオオイサネ
各地区で歌の文句は微妙に異なりますが一番を歌っている間
踊り手は全く身じろぎせず顔を伏せジッと待ちます
そして一番が歌い終わるや一斉に力強く立ち上がり軽やかな身のこなしで
花笠をかざし踊りの輪を作ります
と、言う訳なのですが、どうも以前見た時の感動が伝わって参りません
以前は私の記憶が正しければ若い男性のみだった様な気もしますし
動作がキビキビしておりました
では、なぜ感動が伝わって来なかったのか
踊りを待つ間のメリハリが欠けていたんですね
ちょっと、そこの帽子の方、邪魔なんですが
と思って良く見たら何だ!雄さんだったか もう・・・
時間帯が夜で有り踊りが激しいと言う事で
ぶれた写真ばかりになってしまいました
八木節はこの後も第三部が有ると言う事でしたが
寒さと期待外れに早々に退散
この声が運営局に届く事を願いながら・・・
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草津に何回か行ってますので 通過しているんでしょうが まるで 知識も情報も無し。記憶も無しで 地図を広げて見ているところです。
民謡の中でも 元気の良い勇壮な節回しの八木節、こどもの頃から なんとなく知っていましたが お祭りとしてあるんですね。
夕方から深夜に掛けて 冷え込み厳しい中 詳細レポート、写真 頑張りましたね。
またひとつ 群馬の祭りを 紹介いただき ご苦労様でした。
この山車を見ただけで、伝統のあるお祭りだということがわかりますね。
この伝統あるお祭りを、絶やすことなく続けることも大変なことだと思います。
どこの町でも祭りへの参加者が激減して、困っておられるようですものね。
数年前京都の祇園祭に出かけた時、青い目の外国人の方が山車を引いておられて驚いたことがあります。
少子化とともに祭りの人手不足も深刻な問題のようです。
写真のブレが激しい踊りであることを表現していると思いますよ。躍動感があって良いと思います。
いつもそちらのお祭りの様子を拝見して思うのですが、子供と若い女性の参加が多いということ。
しかも、今回は特に、若い女性たちの「いなせな男装」と、女児の「可愛いいでたち」が目を引きました。
お祭りにしっかりと華を添えていますね。
ぶれた写真は、躍動感が感じられて良いですよ!
特に、雄さんが邪魔な写真は、雄さんまでも動きが感じられて面白いと思います。
遅くまで寒い中大変でしたね。
お陰で珍しいお祭りを見せて頂きました(^_-)-☆
それぞれ 楽しそうに盛り上がってました
日本人は 本当にお祭りが好きなんですね
八木節
テンポよく軽快なリズムがここち良いですね
踊りの 激しい動きが写真に表れてます
笛や太鼓の音が 聞こえてきそうです (^o^)
踊ればストレス解消間違いなしでしょうね
楽しいお祭りですね
右に一本、入らなければなりませんので標識に気付かずに通過してしまうかもしれませんね。
八木節は如何にも群馬といった民謡ですね。
本音を言うと個人的には、あまり好きでは有りませんが
何時か亡き江利チエミさんが唄った八木節音頭には聴き惚れた事が有ります。
毎年、お隣の栃木・足利を交えて大会も行われているんですよ。
内容が変わってくるのは実行委員さんが世代交代されたれしているのでしょうかね?
わが町も若者から年配までのよさこいソーランを元気に踊るサークルはありますがシニアのフラダンスサークルには人数で負けています。
どちらも近くで見ると余りの厚化粧にビックリですけどね(笑)
歌や踊りは健康維持に良いそうなのでされている方が増えている気がします。
八木節千人踊り。
今は田舎では千人集めるのは大変でしょうね。
旅人が持ち込んだ他国の文化が融合し独特の祭りとなったのでしょうね。
確かに最近は海外の方の参加を目にする様になりました。
私達も海外で祭りに参加した事が有りますが異国の文化を肌で感じる事の出来る旅は一味違った物が有ります。きっと海外の人も同じだと思います。
写真のブレ、躍動感を表現してましたでしょうか?
お優しいイケリンさんのお言葉ですね。有難うございます。
先日の「火とぼし」が行われた過疎化日本一の南牧村の様に学童の数が五指で納まってしまうと聞けば気持ちも暗くなってしまいます。
伊勢町に活気が有るのは、そんなところに有るのでしょうね。
越後美人さんが仰った「いなせな男装」・・改めて写真を見ましたら、ホント中々サマになっているでは・・・。
そして雄さん・・撮るのに夢中で人の事なんかカマっていられるか!って格好(これも改めて見直して笑ってしまいました)
越後美人さんも踊りのブレを温かなお言葉でフォローして下さって・・・嬉しいな。有難う
足裏で土を踏み、手で表現しながら無我の境地で踊りに没頭する八木節踊りを見ていまして
祭りは昔から日常の憂さを晴らす手段だったんだろうな?そんな事をふと、考えたりしてしまいました。
本当のところ、私は風の盆の様なしなやかな、一寸艶めかしい踊りの方が好みです。
八木節で育った人間として叱られそうですが・・・無い物ねだりですね。
余談ですが山車の数、日本一は高崎なんですよ。38台を隔年交代で半分ずつ出しますが区切りの年には38台が一堂に揃い、とても勇壮です。
ただ「あの時の感動をもう一度」と遥々出かける者にとりまして
期待が外れますと人間は我儘な生き物ですから
煮え切らないものが生じてしまうのは仕方のない事ですよね。
okeiさんの所では「よさこいソーラン節」や「フラダンス」も登場するのですね。
目いっぱいの厚化粧ですか(笑)皆さん、気持ち的には乙女なのでしょう。