すっかり冬の気候となりました。でも年内は比較的穏やかな日が続きますのでウォーキングも左程苦では有りません。今日も元気に出発です。
花を追いながら歩いて行きますと前方に立派な銀杏が有りましたので、この銀杏の有る石上寺に久し振りに歩を入れました。
石上寺は長野氏の菩提寺で有り箕輪城の鬼門として建てられた寺ですが住職不在のため訪れる人も無く門の所に置かれた臨廻の塔が当時の繁栄を物語っている何処か侘しい空気が漂う寺でした。石上寺を後に箕輪城址へ向かいます。
今日は小学校の手前を右折して城の西側「虎饀門」からの入城です。以前は何とも思わなかった道が歳のせいか久し振りのせいか(そう思いたい)結構な急坂で息が切れる事…うーん、情けない。
石垣の高さは1mほど埋もれてしまったため実際はもっと立派だったのでしょうね。遺構として遺されている石垣軍は長野氏の代ではなく井伊直正時代に造られたものだそうです。
箕輪城語り部の会のガイドをされている元教育長さんと学芸員さん。教育長さんは整備計画が始まった当初からこの計画に関わり毎日、手弁当で通っておられる穏やかな方です。計画が始まって着工に掛かってから今年で11年目となり当初の10年は過ぎてしまいましたが櫓門が5年前に完成し現在は橋の工事、それが終わると本丸の場所に高麗門、駐車場の北に資料館を作って計画は漸く終わりになると言う事でした。
群馬県には何も資料が残されておらず教育長さんは栃木県、広島県浅野に残されている資料を取り寄せコピーされたそうですので資料館が出来れば、おぼろげながらも箕輪城の輪郭が見えて来るかも・・・知れないですね。
話に夢中になっている時、目を霞めたものに一早く反応、ジョウビタキでした。
私は差し込む陽光に温まった部屋でぬくぬくと過ごし10時頃になっておもむろに腰を上げると言う毎日です。
箕輪城の石垣は長野氏が滅び井伊直正が城主として迎えられてから造られたと言う事ですから今から430年前のものですが風雨などにより当時のレベルから1mほど埋まってしまった様ですので実際はもっと立派に見えた事でしょう。
仰る様に城跡に残る石垣と言うものはロマンが有りますよね。 教育長さん、学芸員さんと知り合いになれましたので又、ここを散歩コースに取った時には新たな情報を得られるかもしれません。
何時もとは違うコースを花に喜びを貰い銀杏の大樹に驚き胸弾む思いで歩くのは新鮮でまた良いものですね。
・箕郷にお城が在った為かこんな小さな町にお寺の数は凄いのですよ(姉もその一つに嫁ぎました)
(笑)何でもなかった坂道がしんどい・・・Kさんも一緒だとお聞きしホッ、又々親近感を覚えてしまいました~。
・箕輪城をこよなく愛し戦国の世を後世に残そうと立ち上がった語り部の会の人達の話を伺っておりますと本当に頭が下がる思いでした。
資料館は未だ着工に至っておりませんが完成するまで何としても元気で居なくては
ホトケノザは春の野辺に咲く花とズッと思っておりましたが1年中咲いていたとは今まで気にも留めて無かった事です。
そうなのです、江戸時代に井伊直正が城主になってから城を高崎市に写した訳ですが井戸、石垣、空堀の他は全部解体し持ち運んでしまいましたので長野氏の時代の事は何一つ分からないまま現在に至っている訳です(墓石まで持っていき白の石垣に使ったと言いますから驚きです)
でも、この日、教育長さんから信頼できる資料が他県に保存されていたと言う話をお聞きし行く行くは箕輪城全盛期の全貌が見えて来そうな嬉しい予感がして参りました。
今朝の朝散歩は空気が冷たくて
鼻が痛くなりました。(^^;
昔のままの石垣ってロマンを感じますね。
しばらくそこに佇んでは触れてみたりしちゃいます。(´艸`*)
ガイドさんの話が聞ければ最高ですね。
そうした思いから20数年間、通い続けている教育長さんの信念には頭が下がります。
朝を迎えれば自然と此処に足が向いてしまうと言うのは義務感からではなく箕輪城を子供の様に愛おしんでいる現れの様な気が致します。
そうです、そうでしたね。先々代から続いている丸三さんの瓦も同じ事、瓦は日本の宝ですものね。
どうぞ、これからも持ち前の明るさで頑張って下さい。応援しています。
殆ど同じ場所をと歩いているのですが偶にこうしてコースを変えて歩いてみるのも良いものですね。
目に映るものが新鮮ですと気持ちがリセットされる気が致します。
そうなのです、笑顔で歩けば全てが笑顔で迎えてくれますよね。
そうした日は一日、気分よく過ごせます。
枝に止まったジョウビタキは残念ながらバックシャン。
でも落ち着かずに直ぐに移動してしまいましたので後ろ姿だけでも写せたのはラッキーな事でした。
年が明けると一気に寒くなり、空っ風の吹く日が多くなりますが、これも春を迎えるための洗礼と思って耐えているのですよ。
たむさん、お差支えなければURLかブログ名を教えて下さると嬉しいのですが。
「数年前の大雪の時には吹き溜まりは腿まで有りました。その時はここから徒歩で15分も有れば来られたのですが今は高崎市内の息子の所に居りますので毎日バス通いなのですよ」と仰っておりましたから天気に関係なく通い続けていらっしゃる様です。
教育長さんは静かな口調で話すとても穏やかな方。一方の学芸員さんは私が「それは知りませんでした」と言えば「注意力が足りない」とずけずけ物申す方。でも教育長さんが欲している資料が有る事を知れば必ず何処からか探し出してくると言う気配りの有る方でした。
対照的な二人の息がピッタリ合うのはそんなところに有るのでしょうね。 そんな事で気が付けば1時間以上もあのベンチで過ごさせて頂いた有意義な一日でした。
負けました(笑)
私は午後プールに行くつもりでしたが、なんとなく気乗りせず、せめて歩こうかと思ったが寝てしまいました、オソマツ(汗)
赤、黄、紫と鮮やかに咲いていますね。
銀杏は見事です!
>臨廻の塔が当時の繁栄を物語っている何処か侘しい空気が漂う寺でした。
その気持ち分かります。
>結構な急坂で息が切れる事…うーん、情けない。
私の最近もその繰り返しです(笑)
>この計画に関わり毎日、手弁当で通っておられる穏やかな方です
尊敬します。
>栃木県、広島県浅野に残されている資料を取り寄せコピーされたそうですので・・・
反対にやり甲斐があるでしょうね。
下の写真からその熱意を感じます。
>・・・ジョウビタキでした。
いぇーい!
有難うございました。
お花を見ていましたら、何となく
暖かいものを感じ、春の気配のような
ものすら感じました。
良い一日でしたね。
それにしても、お近くには、箕輪城址と
いう文化史跡があるんですね。
日本百名城の一つとか。
地域の方々の保存活動には頭が下がる思い
です。
今日も元気に歩いて。
箕輪城語り部の皆様。
後世に繋ぎたい思いで。
自分の瓦も同じ思い😊
ステキなブログ☺️
テル
花もみんなも楽しく迎えてくれます。
元気の笑顔を拒むのはいませんね。
今日もありがとうございました。
綺麗に写ってますね^^w
寒波が一気にきそうです
そろそろ冬ですね!
こちらも雨の後は穏やかな日が続き、歩いていると暑くなって一枚脱ぐほどの
暖かな日が続きました。鮮やかな花とイチョウにジョウビタキも姿を見せて
くれて良い散歩日和だったようですね。
箕輪城語り部の会の皆さん、後世に残すための努力をなされているようです。
こういう人たちの努力があるから、埋もれた過去の歴史が表に現れてくるの
でしょう。地道な努力に声援を送りたいですね。