あずまや山と言う山名は全国に数有りますが
今回は百名山に登録されています四阿山を取り上げて見ました
登山年月日は1989年(平成元年)
登山口は鳥居峠
長野、群馬の県境に位置し麓から眺める大らかな山容は誰しも登りたくなる
そんな魅力を秘めています
この日は最高の紅葉の下を歩いての登山でした
「アチャーッ」ブルースリー登場
この山は登山口まで3キロとアプローチが長く
現在は5月中~11月中まで林道終点まで車が入るそうです(20台可)
山頂まで3時間に加えて1時間、片道だけで4時間かかるロングタイムです
1780m地点まで登ると屏風の様な岩脈が見られました
長さ100m、高さ15m、幅2・3mと言うこの岩は的岩と呼ばれる
噴火の置き土産で国の天然記念物に指定されているそうです
的岩から約1時間、コメツガの原生林を抜けると古永井分岐に到着です
ここは2037mのピーク、展望が開け一息入れるには格好の場所でした
休憩中こんな事が有りました
登山者が差し出した菓子を「待て」と雄さんが言うと、ただ静かにジッと待つのみ
「良し」「食べなさい」と言っても反応なし 暫くすると
登山者が連れてきた子犬がつかつかと歩み寄り横取りしてしまいました
呆気にとられたのはマー君
私達は「待て」は教えて有りましたが「良し」を教えていなかった為
どうして良いのか解らず口に持って来てくれるのを
ひたすら待っていたのでしょう
ここから再びコメツガの原生林に入り高度を稼ぎます
中腹までは秋真っ只中でしたが10月にも関わらず冬枯れの様相です
とにかく此処は冬には持参のが凍ってしまう程の寒いエリアなのです
山頂を目の前にして、この登りはとても息が切れた事が思い出される一枚でした
到着した山頂は南北に細長く群馬の嬬恋村の里宮の奥宮と
長野県上田市の里宮の奥社が仲良く鎮座しています
生憎ガスが掛かりアルプスは閉ざされましたが
目の前に浅間山や根子岳等々雄大なパノラマが広がりました
そこへやって来た女性4人組の賑やか過ぎる会話(賑やかと言えば?県ですね)
に辟易し荷物を纏め草々に山頂を辞しました
「付録」 マー君と言えば色んな思い出が有ります
裏山の榛名山はマー君の散歩道の一つでした
此方は近くの子持山を登った時のもの
当時、寝る間も無い程の仕事をしていた雄さんの心の支えでも有った
雑種では有りましたが、賢い犬でした
この時の四阿山登山は、ブルースリーと共演の女優と脇役のワンちゃんという
豪華キャストでの登山だったようです。
この山も眺望の良い、魅力溢れる山のようです。
パノラマ写真も素晴らしいですが、5枚目の頂上を望む写真や
獅子岩の上に立ったり座ったりしておられる写真も素晴らしいですよ。
所要時間といい ワンチャンでも ちょっと きつそうですが。
我が家でも 20年位前まで 雑種を飼っていて 散歩担当でして 十数年間 癒されていました。
1度 太平洋の波うち際に 連れていき 「海」を見せたことありましたが 「山」には 連れていってませんでした。
山の思い出とワンチャンの思い出が重なっていて いいですね。
高尾山でもよく愛犬と一緒に登る方にお会いします。
見る度に羨ましく思っていました。
以前、京都でも猫を連れて散歩しているおばあちゃんに会いほのぼのとした
気持ちになったことを想い出しました。
私も猫と散歩したいのですが、家の猫様は興味がなく付き合ってくれそうにありません。
嘗て、寝る間も無かったブルース・リー氏も今は悠々自適に時を過ごされているのでしょう。
”アチョーー!!”
以前6月に途中撤退した時は林道終点から2037mまで、右廻りのコースで、的岩は下りに寄りました。
2144m付近で、山頂は冬とのことで引き返しましたが、久しぶりに浅間山を間近に見ることができて、感激でした。
5枚目の写真はいかにも四阿山らしくて良いですね。
子持山山頂では、やはり、犬をお供に連れた登山者がいましたよ。
マー君との思いでが多いほど、忘れられない山になりますね。
知らないと なかなか読めませんね
自分は 登山した 吾妻連峰(西吾妻山)を思い浮かべました
>屏風の様な岩脈が見られました 長さ100m、高さ15m・・
おおっ~!! 興味わきます(^^)/
自分は 登山中巨岩とか巨石に出会うと
畏敬の念を感じます
実物拝見したいものです
標高差、約1000mと言うこの山は難易度は低くも
体力が要求される山です。
しかも当時は林道が整備されていませんでしたが今は
取り付きまでの長いアプローチが無くなり大分、楽になりましたので
ゆっくり登ればまた挑戦できるかもしれませんね。
付録の山は何度も登っている山ですが子持山の獅子岩は火山活動が盛んだった頃、マグマが地表に出られず火道の中で固まって出来たものだそうです。
横から見ますと獅子が関東平野に向かって吼えている様な特異な岩なんですよ。
関越道を通りますと、その姿を車窓から眺める事が出来ます。
いえいえ、四足の体力は凄いもので岩さえ無ければグイグイ登ってしまいます。
あの頃、カヌーイストである野田知佑氏の冒険旅行がテレビで放映されていましたので観ておりましたら
我が家の犬と瓜二つなのに驚きました。
世界の川を共に旅したその忠実だったカヌー犬「ガク」が一生を終えた時
姿も性格も同じ犬を捜し歩いたという一節が野田氏の「放浪記」に記されておりました。
現在、連れているのは三代目だそうですが、やはり私達が「マー君」を忘れられない様に野田氏も一冊の写真集にする程、思い出の消えない犬だった様です。
犬は黙っていても飼い主の心に寄り添ってくれる心優しい動物(家の子と呼ぶのはどうも苦手でして)ですよね。
マー君の後にも秋田犬を飼いましたが我が家の犬どもは
私が絵画教室をやっていましたので人馴れしているせいか
誰にでも尻尾を振ってしまうと言う とても番犬にはならない犬ばかりでした。
この頃、近所に放し飼いの秋田犬が居まして3匹の取り巻きを連れてはマー君を襲いにやってきた事が有ります。
普段は優しい犬もこんな時は絶対ひるみません。
秋田犬の首に噛みつき引きずられながらも離しませんでした。
気は優しく力持ちを地で行った様な犬でした。
猫様の事は良く分りませんが共に暮らせば可愛いものなのでしょうね。
アッ、ちょうか
「アチャー」では無く「アチョウ!」でしたね。
たかだか100mくらいですが(^^;
結構な坂道ですが、犬はさすがに丈夫と見えてずんずんと登って行きたいようでした。。
山は人間にとって爽やかで気持ち良いですが、犬も同じなのでしょうね。
私たち家族も、ポチにはたくさん癒してもらい、幸せも一杯もらいました。。
かけがえのない家族ですよね。
たかさん宅もマー君との思い出がいっぱいですね(^_-)-☆
そうでしたね、niceさんは根子岳から四阿山に登頂されたんでしたよね。
私は根子岳と四阿山は分けて登りました。
1月では有りませんでしたが霧氷の美しい時期でしたから
春先だったかもしれません。
niceさんが子持山を登られた記事も良く覚えていますよ。
関越道のお蔭でniceさんは群馬の山
私は新潟の山が身近になったのは嬉しい事です。
これからは西上州の山も視野に置いて下さい。楽しめる山が数多く点在していますよ。
そうですか、犬を連れた登山者を見かけましたか。
あの辺りは熊が出没する地域ですので熊除けに連れて行ったのかもしれませんね。