続き
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朝食を済ませサブザックでいよいよ山頂に向けて出発です
此処からならば、ゆっくり歩いても1時間
富士山と御来光に感激した妙見の頭から振り返れば
東側の雲海は崩れ介山荘は既にガスに飲みこまれておりました
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富士山もこれが見納め・・・と思っている間に
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ガスは足早に流れ、とうとう それさえ飲みこんでしまいました
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ケルンが林立し異様な景色が広がるここは賽の河原です
24年前に来た時に“信玄のロケが此処で行われた”と教わった場所です
無人小屋内は綺麗に掃除がされておりテントを張れば一夜を過ごす事は
出来そうですが入口にドアが無いのでシュラフだけでは季節を限定されて
しまうかもしれません 熊の訪問を受けても困りますし・・・
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ガスの流れは相変わらずです むしろ激しくなってきました
おや! 画面右上に大菩薩様の御姿が
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よいこらしょと岩を登って雷岩へ
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歩き始めて30分弱 時刻は8時を少し回ったところ
早出の登山者が数名、岩に腰を下ろし静かな時を過ごしていました
見下ろす先には塩山の街並みが広がっております
“欲を言えば昨晩、この夜景を写したかった”
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尾根の右方はガスが渦巻き木々を幻想的に浮き上がらせます
そうした中に時折り鹿のかん高い鳴き声が響き渡っておりました
登山道はこの通り石がゴロゴロ 油断をすると石車に乗ってバランスを
崩しかねません 高倉山の二の前は踏みたく有りません 気を引き締めて!
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山頂はもう近いはず 落ち葉を踏みしめて歩くこの辺りは
とても気持ちの良い所です 哲学の道を歩いている感じかな!
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多少のアップダウンは全く気になりません
左に福ちゃん山荘へ下る道が降りています
以前は此処を下りましたが今日は介山荘にリュックをデポしてあるので
戻らなければなりませんが、このルートは距離は短いだけに急坂
足腰を考えれば無理は禁物ですね
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「山頂ってこんなんだったっけ」と雄さん
木々に囲まれていた事は覚えていましたが私も記憶が朧です
少し先に行ってみましたが、やはり思い出せるものは有りませんでした
仕方ないですよね 24年も経っているのですから
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妙見の頭へ戻って参りました~
相変わらずガスは晴れませんが幾分、辺りは明るくなって来た様です
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10時30分、大菩薩峠に戻って参りました
介山荘前は登山者が大勢、リュックを下ろして一息入れております
ここの御主人が愛用しているという熊除けの鈴を購入し
預けたリュックを頂いて明るく活発な若奥ちゃまに別れを告げ
大満足だった大菩薩を後に出発点へと足を向けました
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登山・キャンプランキング
1981年の登山地図を見てみたら、そのとき丸川峠まで足を伸ばして裂石に降りていました。丸川荘は草原の中で煙突からしずかに煙を出していた記憶があります。
再訪したいです。
あいにくのガスで視界は今ひとつだったようですが、
合間に富士山や大菩薩様の後光をも拝むことができて、言うことなしではないのでしょうか。
眼下に見下ろす塩山の、この街並みを見れば、夜景の素晴らしさが想像できますね。
“欲を言えば昨晩、この夜景を写したかった” この気持ち理解できますよ。
木の根道に散りしく落葉も自然が作った美ですね。
見方によっては、頭上の紅葉よりも素晴らしいといえるかもしれません。
大菩薩様への着眼もたかさんならではですね。
でも、一番は最後から4番目。たかさんファン萌え萌えですねぇ。カッコいい!
最後から5番目の雄さんの笑顔も、実に味わい深い。見てるとこっちまで笑顔になってしまいます。
どこをとっても絵になる風景
い一足先に綺麗な秋見せていただきました
ご夫婦で同じ趣味だと楽しいですね
塩山の街並これだけ密集してると夜は奇麗でしょうね
また来てねってことですね。
ますます、もう一度!
その時は唐松尾根はパスをして…💦
そんな思いが高まります!
7枚目のお写真の私にとってはそびえたつ岩壁で
向こう側は絶壁だったらどうしようと
ドキドキしたのを思い出します。
大菩薩様のご登場にお~っ!と感嘆✨
たかさまの大菩薩嶺をなぞらえて、
今年の私の大菩薩嶺登山が完結したような気がします。
三点支持の岩登りも大好きです。
やっぱりあこがれるなあ・・・
落葉を踏みしめて歩く部分もあって、さらに頂上から見渡す景色を
眺めるには実際登らなきゃですね!!
Fsさん、凄い記憶力ですね、私は初めての大菩薩の様な間隔でしたよ。前に写した写真と照らし合わせて手繰り寄せる事が出来た感じです。
なので逆に言えば新鮮な気持ちで登れたと言えるかもしれません。
Fsさんの歩かれたルートを追って見ましたら気が遠くなる様なロングコースを歩かれたのですね。 若さでしょうか。 是非とも、もう一度 登ってくださーい。
1クッション置いての登頂でしたので余裕を持って登れたのは本当に良かったです。 歳に見合った登山を見つけた気が致しました。
欲を言ったらキリが有りませんが眼下に見えた塩山市、晴れていたなら、どんなにか素晴らしい夜景だったでしょう。 やはり悔やまれますね。
落ち葉道はイケリンさんが思われた様に中々風情が有りますよね。
私の年代ともなりますと、そんな所にも目が行くものですね。
前日、登山口の上日川峠Pで車中泊という選択も有りますよね。
稜線に出てしまえばご覧の通り本当に伸び伸びとした山です。 niceさんには是非、登って頂きたいです~。
大菩薩様はこじ付けでした。でもそう思えば、その様に見えて来るでしょ!
夫婦共々、あの様なお言葉、嬉しいですねェ、サンキュ~。 マタヤロウカナアノスタイル(^_-)-☆
四国の紅葉・・と言うより群馬もですが里の紅葉は11月でしょうか。その時、太陽君と紅葉のツーショット写真をぜひ見せて下さい、ベルさん!
塩山は何度か訪れ信玄の軌跡を追ったり周辺の山々を登ったり随分、楽しませて頂きました。
その街をこうして上から眺めるのは初めてでしたので、とても感激しましたね。
夜景を見にもう一度、登ってみる甲斐は有りそうですが家から登山口まで5時間・・・リベンジにホイソレとはいかない距離が悲しいです。