昨日の事、生協の品を取りに行くと姉が
「正月の余り物だけど二人で正月を祝おうと思って」とご馳走を用意してくれていた
車で来た為、お酒は飲めないので甘酒で「今年も良い年になる様に」と乾杯
やんちゃだった姉の孫の広君も今年はいよいよ大学生
過ぎていく日々が余りにも早い
早すぎる
「一時も無駄に出来ないね」と語り合った
そして今日は初稽古
私の所に来て10年をすぎたEさんには昨年から奥の手の指導を試みた
それが功を奏しぎこちなかった16部音符が滑らかになり余韻の音色も出せる様になってきた
今日は顔は出さないという事で正月に相応しい写真を一枚撮らせて頂く事にした
外は寒風が窓を揺するが西の空は今日も美しかった
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新年を迎えて毎日寒い日が続いたが今日はとっても穏やか
ふと散歩に出たくなり約1キロをぶらりする事にした
我が地区では昨年に引き続き放射性セシウムの関係で中止になった“どんど焼き”だが
お隣の地区はめげずに今年も立派な櫓小屋が作られていた
何だか置いてけぼりを食った様でちょっぴり寂しい気分
その広場では若者が・・ウイークデイなので大学生かな?がキャッチボールを楽しんでいる
若いって、それだけで絵になるよな
左に折れるともう畑ばかり
その畑の中のホトケノザに呼び止められた
そうか、写して貰いたいんだ
息を殺し・・・いやいや、それではいけない ブツブツ言いながら撮らなくては
「アップがいいですか?小さくても集合写真にしますか?
フフ、よくよく見ればノラクロが今年も頑張るぞって言ってるみたいだね」
車道に出て左折すればこんもりした小山にオハンナ様を祀る榛名神社
遥か昔より里人が生活の拠り所として大切に守ってきた村の守り神なのだ
ぐるっと一回り家の近くで「僕も撮ってくれよ」とシロが顔を出す
「ヨシキタ 」
イッパシのカメラマンを気取ってファインダーを覗く私でした
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メジロがね
おにわでチーチュルかくれんぼ
どんなにじょうずにかくれても
くりくりおめめがみえてるよ
だんだんだあれがめっかった
オナガがね
こやぶでギーギーかくれんぼ
どんなにじょうずにかくれても
なーがいおっぽがみえてるよ
だんだんだあれがめっかった
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12月31日 11時45分
年越し蕎麦をいただいて姉の寺へ
さぁ、2012年の煩悩を払い落として新たな気持ちで2013年を頑張ろうね
一番乗りのKちゃん、R君 鐘の音は心に響き渡りましたか?
今夜は想いの外、暖かな大晦日
本堂では世話人さんによる甘酒もふるまわれた
耳には深夜の空気を震わす鐘の音の何と心地よい事か
1月1日 2時半
今年の初登山は赤城・鍋割山だ
道路の凍結が心配だったが有り難い事に雪も無く3時45分には箕輪駐車場に到着
既に8台ほどの車が有り支度をしている間には広い駐車場もみるみる満杯になった
暖かい夜とはいえ、ここは標高1000メートル
出で立ちは、みな月光仮面そのもので
私だって
4時15分、凍結の山道に一歩を踏み入れる
空には満点の星が瞬き一際冴えわたる月に身が引き締まる思いだ
鬱蒼とした木々を抜け荒山高原まで登るとライトのお世話は不要なほど月光が足元を照らしてくれた
これはこれは、眼下に浮かび上がる光のファンタジー
高崎の夜景とは一味違って見える前橋の夜景だ
ほんのり赤みを帯びた東の空には一際輝いて明けの明星が総毛立つほどの光を放っている
話は飛ぶが今まで海外を旅して夕焼けも含めて星をこれほど感慨深く眺めた記憶が無い
それはただ単に運が悪かっただけなのか日本と言う国が特別なのか分からないが
空を眺める事が好きな私にとって一つ満足のいかない旅だった
竃山の稜線まで来ると町の明かりは徐々に精彩を欠いてきたが東の空は逆に赤みが増し日の出の近い事を知らせている
山頂まであと10分、自然と速足になるが意外や息が切れるのが最後の登り
6時、到着した山頂には既に大勢の人が三脚を立て今や遅しとその時を待っていた
しかし日の出の場所はここからは真正面では無く灌木が邪魔をする左端だ
一段高い笹の生い茂る中に居た登山者が
「ここなら灌木に邪魔されませんよ」と教えてくれたので私も上がってみたが今一納得できない
日の出まで後15分、竃山まで果たして戻れるかどうか分からないが、ともかく下ってみる事に
アップダウンはキツイがこんな時は思わぬ力が出るものだなと一人納得しガンガン飛ばす
竃までは行けなかったが日の出3分前、幸い絶好のスポットを見つけた
カメラをセットしライブで迎える日の出直前のこの胸の高鳴り
周囲の山も木々も草も雪も全てを朱く染め終に矢が放たれる
新年おめでとう
徐々に明るくなる空の下、私の目は一点に吸い寄せられた
紛れもない富士山が山並みの奥に姿を現したのだ
カメラに収まるかどうかも分からない頼りなく消え入りそうな富士
赤城から見えるとは聞いてはいたが今までそのチャンスに恵まれなかった富士の姿である
期待以上の初日の出では無かったが富士の姿に大いに満足した私達は登山者に交って竃山に向かう途中又もや足が釘付けされた
上越国境の山々が目を疑うほど間近に迫って見えたのだ
朝の斜光が迫力ある山体を更に厳めしい姿に変え白い帯を連ねて
浅間山
奥志賀方面の山
谷川岳
武尊山
東に目を転じれば淡く筑波山も
雪の上、足が痺れてはいるが風も無い穏やかなこの時間、直ぐに下ってしまうには余りにも惜しい
冷えた体は朝日と熱いコーヒーが温めてくれるだろう
今年は昨年より良い年になりそうな予感がしてきた
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