1990年
洋介の職業は刑事
刑事の仕事は地味なものだ
怪しげな宗教団体
ウウム真理教
一気に世間を揺るがす宗教団体の出現
宗教団体施設に抗議する住民
入信信者の素行調査の仕事が追加になる
日本ほど安全な国は無い
誰が言った?
時効に追われる事件の山
署内に泊り込む署員も多かった
捌き切れない書類の山
私生活なんかで悩んでる時間などないのに
奈美と出会うまで頭の片隅にも無かった " 愛する人の待つ部屋 "
待つ人の居る安らぎの空間
家庭の2文字
亜由美と別れてから何人も心を通り過ぎた
痛くない別れ
けど・・・奈美は
奈美は離したくない
心の片隅に閉ざされてた優しさ愛しさ
優しく包む奈美の笑顔
『奈美・・俺はお前を愛してる』
カウンター越しに大きな声で自分に叫んだ
外人マスターは親指を立てて
『愛する人の元に帰りなさい』
流暢な日本語
『マスター有難う、俺って馬鹿だよな』
荒げにドアを開けて飛び出して行った洋介を見て
『洋介の性格に勲章をあげたいよ』
" 飛び出して行った洋介に乾杯 "
誰かの掛け声に
『奈美ちゃんが待ってるに賭ける人いる?』
一斉に
答えは
『 ノー 』
奈美の心はボロボロ
既に つわりも始まってた
半端ない つわり
" 洋介さん、私って勝手な女だね "
自分を責めてた
" もういいのよ、何にも考えず有りのままを受け入れて愛した私
私が愛した人だもの
愛してる人を困らせるつもりはなかったのに "
実家に戻った奈美に両親は何も聞かずに迎い入れた
『奈美、沢山食べないと、お腹の子に栄養が届かないよ』
『あれっ?って事は、食べたら全部、私の栄養なの?』
『それだけ元気が出たら大丈夫だわ』
" つわり "に負けて痩せ細った奈美だった
が
私には素晴らしい両親がいてくれる
大丈夫、1人で育てていける
奈美の固い【 決心 】
紅葉がはじまる季節
外には、季節はずれのアキアカネが飛んでる
馬鹿だな、伴侶が見つからなくて一人ぼっちで飛んでるの?
フワフワ飛んでは庭の木に止まる一匹のトンボ
力なく飛んでは止まるトンボ
自分を見てる気がした
出て行ってから、2~3日は経ってるかもしれない
冷えきった部屋が答える
自由人の代償
滅入る心
テーブルの上には奈美の置手紙
『おかえりなさ~い』
抱きついてきた奈美が愛しい
間に合わなかった俺
置手紙を読む前に、洋介はガックリ肩を落とし
『奈美~ゴメンな』
座り込んだ姿勢のまま置手紙を開く
涙で字が滲んでた
気力なく手紙を読み始めた洋介
その手紙には衝撃的な事が綴ってあった
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜ 続く '・:*:.。.:*:・'゜:*
上手いよねぇ絵
恋の時間差攻撃に僕も何度か撃沈しましたが
お互いの思う気持ちがあれば時間は戻せるんだよね。
TVでしか知らないけど‥‥
刑事はたいへんだろうなぁ~。
ホントはとても地味な仕事!?
衝撃的なこと‥‥!?
なんだろう!?
私生活で悩んでる暇がないほど忙しい刑事の
仕事。 ← この言葉にじーんっときちゃった。
自由人の代償 この言葉・・私にもあてはまるかな~ ってね^^;
さてさて、続き楽しみに待ってまーーす。
シングルマザーの出来上がり?迎えに行かなね。洋介ちん。
某宗教首謀者の絵特徴を掴んだナイスな絵ですねー。
赤とんぼの写真も素晴らしい瞬間をショットしてますねー。
でも衝撃的な事って何だろう・・・早く読みたいよ~。
衝撃的な事って・・・
まさか、あれじゃありませんように・・・
えぇ~、タイトルが、
『置手紙』
なのに、置手紙のところで終わっちゃうのぉ~(涙)
ものすごく気になる~ヽ(^o^)丿
続くんですね!
手紙にはなんと描かれてたのかしら~~??
どれだけの男と女の出会いと別れを見てきたんだろう。
次回が、ますます気になります。
体調のほうはいかがですか?
したっけ。
衝撃的な事?
それがまた気になります~
無理はしてほしくないけど
早く続きを~