還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

入院6日目--9月12日(日)

2010年10月29日 | 入院(手術前)
昨日は、とってもヒマでのんびり休息できました。今日も特に決まった予定はありません。
今朝も、外に出て散歩しました。昨日の教訓からあまり深入りしないコース設定にして少し早めに切り上げました。もっとも気温も昨日よりは高かったので、それでも汗をかいてしまいました。
手術前の病人が外に出ていいのかという内なる声があるにはあるのですが、振り切って・・・(笑)
手術後はそう簡単に外に出られませんからね。

汗をかいたのでシャワーは朝の9時に浴びに行きました。朝は予約取り放題なんです。
ずっと中にいれば、空調も効いているので汗をかくことはほとんどありません。
11時過ぎに妻が来ました。今日は家で淹れたコーヒーを魔法瓶(古っ!!)に入れて持ってきてくれました。コーヒー大好きな私は、毎日3杯でも4杯でも飲みたいのですが、なかなか、です。
妻面会の時はデイルームに行くのですが、途中でパンを買ってきてくれて、ムシャムシャ。

時間は飛んで夕方です。
担当医の細羽先生がお越しになりました。心臓血管外科1番の若手です。多分。
そういえば、入院後はあまり顔見てなかったなあ・・・・
それもあってか、いろいろおしゃべりしました。
検査結果など欲しいと言えば、お渡しできますよと仰ってましたので、手術のビデオをDVDコピーしたものをいただけるかと聞いてみました。
すると、浅井先生は喜んでコピーしてくれますよ、と。
浅井先生は、患者が自身の体について、また具体的にどんな治療をしたのか理解を深めて欲しいのだろうと感じました。
検査結果のことについては考えがまとまらなかったので(話もどんどん飛ぶし)、返事しないままになってしまいました。

細羽先生がお帰りになるときに
術中麻酔で眠っているのが残念ですが、とても楽しみにしています
・・・あー、言っちゃった。
まだ、そこまで心の整理がついていたわけではなかったのですが
・・・・つい(^_^;)

その後に明日(月曜日)の予定表が配られたが、特に何も無し・・・・術前検査は完了のようです。

その後に、看護師さんが来られたときに気になったことを聞いてみました。
それは剃毛のことです。剃毛のことがどの紙にも書かれていないので、やるんですよね、と。
すると、やりませんよ、という回答が。
「へっ」てな感じで、聞き直す私。
「やりたいですか?」
なんだか遊ばれているみたいで・・・・
看護師さん曰く、以前は普通に行っていましたが、最近はやらなくなった、エビデンスも出ていますとのことでした。
「へぇ~~」と感心するのみ。

明日の予定を聞いてみると
リハビリの説明に訪問、手術室看護師が訪問、ICU看護師が訪問、麻酔科医師が訪問と、立て続けに訪問があるとのこと、それは午後らしいです。これは忙しいぞ。。。
そして手術に出発と同時にこの部屋を引っ越し、もうこの部屋には戻らないので、それまでに引っ越し準備をしなければならないとのことです。
ベッドと床頭台は退院まで私専用となるので、次の部屋にそのまま持って行くことになります。
ちなみに術後に戻ってきて入る部屋は個室らしいです。

その後1人になっていろいろ考えていると、やっぱり検査結果はもらっておこうと・・・・
細羽先生宛に結果いただきたいのでお願いしますと、メモ帳にきれいな字(?)で書いて看護師さんに言付けを頼みました。