還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

腎臓の機能のこと

2016年09月22日 | 雑記帳(その他)
年に1度7月頃血液検査を受けているのですが、心臓や血液のこと以外に肝臓や腎臓の状態もわかります。今まで腎臓や肝臓について指摘されたことはないので、気にはしていなかったのですが、あらためてどうなんだろうということで・・・・腎臓について調べてみました。

健康診断や血液検査で腎臓に関する項目(蛋白、糖、ウロビリノーゲン、尿素窒素、クレアチニン)から腎臓の健康度がわかります。

なかでもクレアチニンと年齢、性別から、腎臓稼働率(推算糸球体濾過量:eGFR:estimated Glemerular Filtration Rate)がわかります。
下がそのサイトです。
腎臓の働きを調べる eGFRの測定

それで私の腎臓機能はeGFRが75.1となり、正常または軽度低下の判定となりました。
日本腎臓学会編 CKD診療ガイド P16より

eGFRの計算に必要な要素は年齢とクレアチニン、性別だけです。正確を期すには筋肉量が必要なのですが、ここでは日本人の平均で計算されます。本来クレアチニンは、筋肉量、特に骨格筋量が多いと増えるため、筋肉隆々だと高くなるし、寝たきりで筋肉量が減少すると低くなります。

つまり、このeGFRの計算は相当にアバウトなのです。誰しも体脂肪や筋肉量など体組成は、平均から離れている部分があるので、正しい(?)eGFRを求めるには正しい体組成を知る必要があります。

それでまず、体脂肪率を平均的な数値から置き換えて計算したところ、80を超えましたが90には届かなかったので、判定は「正常または軽度低下」です。

では、これでどうだ・・・・今度はリハビリ開始時に測定した骨格筋量(体組成データの1つ)で、補正してみました。今度は110を超え「正常または高値」となりました。。。

しかしまあ、エライ高い数値になりました・・・・しかしこの計算は根拠に乏しいので、どのくらい信憑性があるのかはわかりません。

eGFRが問題のない数値でも、尿蛋白が出れば腎臓病のリスクは高くなります。今まで蛋白も糖も正常範囲でしたが、腎臓の健診には尿検査が必要なので、来年からは地域の特定健診を受けようと思います。


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