2008年9月10日(水)、秋晴れ。
きょうは、帰りがけに、浅間サンラインを通って御代田のメルシャン軽井沢美術館に立ち寄った。
実は昨日も青空がきれいだったので、浅間サンライン経由でメルシャン美術館に出かけたのだが、あいにく火曜日で休館日だった。
ま、浅間サンラインのドライブということにして、御代田のツルヤで買い物をして帰宅。
きょうは出直しで、メルシャン美術館によってから佐久インター経由で帰京することにした。
そろそろ後期の講義も始まるので、そうそう軽井沢に来ることもできないので、一応この夏最後のつもりで片づけを済ませて、旧軽井沢の柏倉製菓で花豆赤飯、鳥勝で若鶏丸焼きという定番のお土産を買い、それから国道18号、浅間サンラインを普賢山荘で左折して、メルシャン美術館に。
メルシャンでは、シャガール「花束(ブーケ)の伝説」展というのをやっていた。シャガールは、最初の妻からブーケを贈られて以来、愛の象徴としてブーケをたびたび描いた(り、彫ったりした)という。
美術の教科書によく出てくるシャガールはなかったが、シャガールらしい作品が数十点飾られていた。
絵画や版画の間に、シャガールのエピソードが紹介されていた。三番目の、そして最後の妻と語らっているシャガールの写真が、もっとも寛いでいた。
昼食は、美術館の芝生でとることにした。白樺のあの独特の緑色の葉が秋の光をあびながら風に揺れ、秋風が頬に当たるのを感じながら、ゆったりとした時間が流れていった。
あまり変わりばえもしないが、また来年卒業するゼミ生へのささやかなプレゼントにするために、フェルメールの(題名は分からないが、例の青いバンダナの女性を描いた)コースターを人数分買って帰った。
* 写真は、きょうのメルシャン軽井沢美術館から眺めた浅間山。丘の上の“浅間八景”からのもの。
2008/9/10