豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

箱根に行ってきた(2025年2月23日~24日)

2025年02月26日 | あれこれ
 
 家内の古稀と私の75歳を記念して息子たちが箱根旅行をプレゼントしてくれた。
 ぼくが古稀は2020年3月だったが、コロナ自粛の真っ最中、しかも定年退職の年で、研究室の荷物片づけ、自宅への移転で天手古舞のため、旅行どころではなかった。荷物運びの手伝いに来てくれた息子たちと大学近くの行きつけの中華料理店で夕食を一緒にしただけで済ませた。
 前回箱根に家族旅行したのは30年以上前の2月10日から11日のことだった。
 箱根ハーベストクラブに泊まったのだが、夜中から大雪になり、2日目はどこにも行くことができず、車は宿の駐車場に置いてタクシーで湯本駅に帰るしかなかった。予約でとってあったロマンスカーにも乗り遅れ、在来線(?)の小田急線の急行で帰ることになった。
 今回の箱根も、前日の天気予報では雪の可能性があるということだったので、約30年前の雪の思い出がよぎったが、幸い2日間とも粉雪すら舞うこともなく、しかも寒波到来といっていた割には(暖かいとまでは言わないが)風もなく穏やかな日々を過ごすことができた。

       

 2月22日(土)午後12時30分、新宿駅南口に集合して、久し振りに親子4人だけの旅が始まった。
 昼食は買ってきたサンドイッチを車中で食べて済ます。子どもの頃に遊んだ根津山のある梅ヶ丘駅、ぼくの生誕の場所がある豪徳寺駅、小学校のあった経堂駅を通過し、最も長く奉職した大学の一般教養の授業で通った向ヶ丘遊園駅、非常勤講師で通った女子大のある西生田駅、教師に転職して最初に就職した大学の最寄り駅の相模大野駅、父親の教え子の地元高校教師に誘われて父親、祖母と一緒に鮎釣りに訪ねたことのある酒匂川など、思い出の場所を渡って、ロマンスカーは1時間20分ほどで箱根湯本駅に到着。

       

 この日は湯本駅から箱根登山鉄道に乗りついで強羅に向かい、ケーブルカーで早雲山に登る。幸い登山鉄道は4人並んで座ることができた。3連休の2日目とあって車内はかなり混んでいて、車窓の風景をゆっくりと眺めることはできなかった。40分ほどで終点の強羅に到着。ケーブルカーに乗り換えるが、こちらは着席することができなかった。早雲山までは14分なので我慢。
 早雲山は曇っていたが、時おり薄日が差して青空がのぞいた。

       
       
             

 早雲山から大涌谷に向かうロープウエーに乗る予定だったが混雑しているうえ、戻る時間が押していたので、早雲山までで下ることにする。ケーブルカーで強羅に戻り、登山鉄道で湯本に戻り、送迎バスで宿の「南風荘」に5時半頃に到着。
 風呂を浴び、夕食の後。久し振りに12時過ぎまで四方山話に花が咲いた。

 2025年2月25日 記