以前の記事でも書きましたが、
私は、お盆の連休中に、
カーテンレールの汚れだけを、
しっかりと綺麗にしたのです。
カーテンレールの汚れ、だけを・・・
おはようございます。
それには、実は理由があった。
「もしかして、もしかすると、あの人が来るかもしれない」
そう、おじさんに言いながら、
私はカーテンレールだけを掃除していたのだ。
カーテンレールだけを。
こうして、晴れてカーテンレールだけが、
綺麗な我が家となった。
カーテンレールだけが。
で、来るのか?来ないのか?なんて考えちゃって、
そんな訳ないかっと、普段通りの日々を送っていた。
というのも、
ある日、ブロ友さんの娘さんが、
車で流浪の独り旅に出たと聞いたからだ。
8月9日、関東から出発して、2週間ほど各地を巡り、
最終目的地は、岐阜県との事。
その予定を記事で知り、私は思ったのだ。
「ちょっと待てよ!我が家は隣の愛知県だぞ。」と。
普通なら、だからといって、我が家に寄ってくれるかも?
なんて期待を持つ訳ないのだが、
以前、そのブロ友さんから、
「うちの娘が、私を連れて、突然おかっぱさん家に
どっきり訪問する予定を立てた事あるの」と
聞いちゃったもんだから、
今回の娘さんの旅の一報で、
私はドキドキしていたという訳だ。
で?来たの?来なかったの?
・
・
・
来たよね~。
本当に、お知らせ無しの、正真正銘「どっきり訪問」だー!
時は、8月22日、夕方。
私は、仕事から帰宅し、おじさんは丁度休日だった。
普通に、そろそろPCを開こうかという時、
玄関のチャイムが鳴った。
「ん?こんな時間に誰?」
やってきました。
ブログ「ねこなんて大っ嫌い」ポンちゃんままの娘さん!
ここで、私の悲鳴に次ぐ悲鳴に、
猫達が完全に怯えてしまう。
せっかく、一眼を持ってきてくれた娘さん、
猫達の写真を撮りにきてくれた娘さんの、
邪魔をしたのが、飼い主な、私な。ごめん。
気を取り直して、上がってもらったが、最後。
帰さねーよと言わんばかりの私に、
翌朝まで、取っ捕まってしまった娘さんなのであった。
まずは、ご飯食べてってよ!
という事で、ここからは、我が家の微笑み地蔵が、動く。
普段、ほとんど動かぬ、地蔵が動く。
というか、私が動かぬ。
とっとと、酒を飲みだす私とは違い、
おじさんは、何かと・・・
6割増しで、かっこつけていた。
ずっと、かっこつけていた。
あれ?おじさんって、普段一重瞼だよな?
かっこつけると、二重になるんだなっと改めて発見した。
かっこつけっぱなしだ。
そこそこ人見知りな私が、
初対面のポンままの娘さんとの話が尽きない。
話せば話すほど、癒されるような不思議な感覚に、
私はすっかり酔いしれて、酒にも酔いしれて、
ぜってー帰さねえ、今夜は離させーと覚悟を決めた。
宴が終わった頃、
「酔っちゃいました」と言う娘さんを、
きくの部屋にいざない、ファーっと毛布を掛けて寝て頂いた。
気分は、もうイヤらしいおっさんだ。
「これで、まだ明日の朝も、共に居られる」
そのことが、妙に嬉しかった。
それほどに、魅力的な女性だったのだ。
チョイチョイ出てくる画像は、
娘さんが後日送ってくれた画像です。
きっと気づいて下すったんだよね。
「おかっぱさんってば、写真撮らねーんだな」って事に。
「いいのかな?」って。
「ブログのネタ用に撮らなくていいのかな?」って。
こうして、翌朝、
おはようございますではなく、
「きくちゃん、吐いちゃったみたい」という、
娘さんの言葉から始まり、実家へまで連れて行くと言い出す私に、
娘さんは、快く付き合ってくださいました。
実家の母さんも父さんも、突然のお客様に、
ビックリしたのも、つかの間、
娘さんとの話が、とっても楽しかったみたい。
結構、人への好き嫌いの激しい両親が、
あんなに楽しそうなのも、珍しい事ですが、
更に驚いた事は、
父さんも、カッコつけてた事だった。
ここから行ける「おススメスポット」を
カッコつけながら、薦めてたよね。
という訳で、
笑いと共に駆け抜けた、この2日間、
本当に楽しく過ごさせていただきました。
おねえちゃん、来てくれて、ありがとーーー!
お土産も、いーっぱい、ありがとーーー!
ままん、おねえちゃんをお借りして、ありがとーーーごめんね!
あの日、コメントのお返事が遅れてしまった事、
ご心配いただいた皆様には、
大変、申し訳ありませんでした。
きくさんの方は、普通にご飯が喉に引っ掛かって、
吐き戻しただけというね。
娘さんとの一夜、きくさんも満足げだったよ~。