酒は飲んでも飲まれるな。
飲まれる奴は、酒を断て。
おはよういございます。
ラジャー!酒を断ちます。
という訳で、
知らんおっさんと知ってるおっさんと過ごした、
クリスマスの夜、
街は、至る所、イルミネーションで輝いていた。
その、美しく彩られた風景を見る間もなく、
私は、足早に目的地へと向かった。
頭の中は、どう挨拶すべきか、
それだけだった。
店に到着し、店員に席へと案内された。
ゆったりと座れるL字ソファーには、
すでに、3人の男性が、座っていた。
私は、そそくさとコートを脱ぎながらも、
その男たちを見回しながら、愕然とした。
あれ?
知ってるはずの元校長が、
どのおっさんかが、分からない・・・
まずいと思いながら、私は、取って付けた笑顔で、
「はじめまして、おかっぱと申します」と言い切った。
すると、一人のおっさんが、
「まずはシャンパンですが、大丈夫ですか?」と
聞いてきた。
「はい、大丈夫です。」
このやり取り以降、
おっさん達は、紅一点の私に、
思いのほか、気を遣って下さった。
出される酒を、次から次へと片付ける私に、
「おかっぱさん、次は何を飲みますか?」と、
間髪入れずに聞いて下さるものだから、
酒が途絶えない。
気付いた時には、もう遅かった。
おかっぱ、出来上がった。
靴を脱いで、ソファーに正座し、
身振り手振りを加えながら語る姿は、
もはや、噺家の域だった。
ブログの為に、少し撮影をさせてくださいと、
おっさん達の了解を得て、テーブルに出していたカメラすら、
一度も触る事はなかった。
「おかっぱさん、料理撮らなくていいの?」という言葉に、
「もう、食っちまった、ふひひひ~」となっていたし、
お手洗いへ行ってきますというセリフは、
いつの頃からか、「ちょっくら、はばかりへ」となっていた。
しまいには、
「私、ちょっと、変態だと思う所がある」をテーマに、語った。
ご心配、応援頂いた、皆様、
お陰様で、楽しいクリスマスを過ごさせて頂きました。
少なくとも、私にとっては、の話だが・・・
おたま?あやさん?
おばちゃん、我に返って思ったんだ。
やっちまったなって。
あや・おたま「おっさん達の名前、憶えてる?」
覚えてねー!
うんこさん?
母さん、失礼ざんまいだったかも
うんこ「うんちゃんのピンボケも、失礼しちゃうわ」
よねさん、
反省してる、おかっぱに一言お願いします。
よね「ふひひひひ~」
うん、そうだね。
まっいっか!