上野のシャンシャンは、
6月12日で2歳を迎え、
ほくろ たれ蔵は、昨日で生後約1か月を迎えた。
おはようございます。
シャンシャンは本来、満2歳で中国へ返還されるはずだったが、
なんと、2020年末までに返還を延期される事となった。
パンダウォッチャーの私からすれば、
シャンシャンにとっては良かったのではというのが率直な感想だ。
というのも、
中国の子パンダ保育園の動画を観たことがありますか?
実にわんぱくに育っている。
高い木から、ドテッと落ちても笑ってらぁ。
次に、和歌山アドベンチャーワールドの子パンダの動画を観て欲しい。
中国の子パンダほどではないが、
ここでも、わんぱくな子パンダが楽しそうに走ってらぁ。
そして、シャンシャンだ。
この流れでシャンシャンの動画を観れば一目瞭然で、
実におっとりさんだという事が明らかだ。
都会っ子のシャンシャンは、大切にかつ慎重に、
手塩にかけて育てられてきているのだ。
人に例えると、こうだろう。
田舎育ちの私は、引き続き田舎の高校へ進学した訳だが、
ほとんど私服は持たず、お出かけもスクールジャージ。
ある日、都会の高校へ進学した友人とばったり会った。
もはや誰が作ってくれたかも分からない巾着袋に
直に小銭を入れて持っている私と、
うっすらメイクをして、
LとVが重なったマークの付いたバッグを持つ友人。
「おかっぱ、久しぶり。どこ行くの?」に対し、
「Aコープ」と答える私。
彼の車を待つ友人と、自転車を立ち漕ぎする私。
夏には日焼け止めを欠かさない友人と、
口の横にハタケを作っている私。
ふんわりパーマの友人と、イキッた寝癖の私。
転んだら「いた~い」と小さく嘆くだろう友人と、
「いってー」と言うなり、即ざま唾を付けるだろう私。
途中から若干話が逸れたようだが、
何が言いたいかというと、育った環境で何かと違ってくるという事だ。
どっちが良いかではないが、
シャンシャンのこれまでの環境を鑑みると、
もう少し、都会で色んな経験をしてから引っ越した方がいいだろうと
そう思う訳です。
で、うちのたれ蔵さん。
今は離乳食で戸惑っている。
だからといって、哺乳瓶から乳を吸う事にも抵抗をする。
吸いたくねーけど、食いたくもねー。
独りで食べたいけど、母ちゃんに甘えたい。
母ちゃんの乳が欲しいけど、何かを噛みたい。
今、彼は体の成長と心の成長のバランスの中で
葛藤しているのではないだろうか。
そこで、私は、離乳食を手から食べさせている。
ぐずったら、一旦抱っこしてなだめ、再び手からという
大変面倒くさい、食事風景になっている。
明日から、たれ蔵は、ジジババ保育園だ。
もう私と出勤はしない。
昼間の給餌は、ジジかババが担う訳で、
手から根気よく食べさせてくれと説明したら、
想像通り、こう言われた。
「過保護過ぎる!腹が減れば、放っておいても食うわい!」と。
うん、わかってる。
わかってるけど、やってくれ。
私は、放ってなど置いてやらない。
お前が1食くらい食べなくっても、もう死にはしないだろう。
それでも、放ってなんて置いてやらんのだ。
心底心配してやる。
ある意味、厳しい母ちゃんなんだ。
静かに見守っていた、姉ちゃん兄ちゃんも、
たれ蔵への対応が少しずつ変わってきている。
うんこさん?
浮かない顔して、どうしたの?
うんこ「そろそろ、うんちゃん、やっちゃうわ」
うんこ「本気で咬むのよ、この子。もう辛抱ならんわ!」
そうだな。
シッポの咬み方、酷くなってきたもんな。
では、お願いします。
うんこ「コラッ!」
うんこ「メッ!!」
うんこ「こりゃこりゃこりゃっ!」
うんこ「メッよ、たれちゃん!」
こうやって、教えていくんだよな。
うんこ「あの子、全然反省してないわ、母さん」
そうか?
そうだな・・・
お水を教えてもらったついでに、
男の在り方も、教えてもらえよ。
へっぽこ男子に・・・。