うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

2つを合わせて、サンドする (加筆あり)

2020年10月28日 | カズコさんの事

母さんは、ボケちゃってんだ。

 

おはようございます。

数年前から、とっくにボケ始めてるけど、

母さんは、そんなの認めない。

 

母さんは、毎朝サンドウィッチを作ってくれる。

私の朝食だ。

昨日は、母さん張り切って、いっぱい作ってくれた。

さっき作った事を忘れて、また作っちゃったから、いっぱいになったんだ。

とても独りで食べきれる量じゃないから、

私はたくさんのサンドウィッチを持って出勤した。

でも、誰にも、お裾分けしなかった。

だって、あたし、ケチだもん。

 

マヨネーズが入ってないし、卵焼きも焦げていたしね。

母さんのサンドウィッチは、闇鍋感覚の、お楽しみサンドなんだ。

 

でも、私は、母さんを止めない。

こんなの要らないっとは言わない。

今日、実家に行ったら、私は、きっと言うよ。

「昨日のサンドウィッチは、皆の昼ご飯として、食べたよ」って、

今朝のサンドウィッチを食べながら、嘘をつくんだ。

 

私は、ボケた母さんを見ていると、

普通って何だろうと考える。

ボケた母さんは、昔より笑顔が多い。

昔みたいに、鬼瓦みたいな顔をしなくなった。

母さんの普通が鬼瓦なら、普通じゃない方がいいじゃんと思う。

 

今も昔も破天荒な母さんは、

私が蓄えた固定観念を、あっさり壊してくれるんだ。

軽くいこうぜ、要らんもんは捨てちまおう。

 

猫もそうだな。

型になんて、はまらない・・・はま・・・

はまってんな~。

 

ばしっと揃って、はまっちゃってんな~

 

のん太「ちろりん」

はっ、起きてる~こっちを気にかけてる~

なんだろ?

撫ぜて欲しいの?欲しくないの?

なに?

分からん・・・