WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

ハイチの現実

2010-03-15 22:58:14 | 時事問題
ハイチは中米で最も貧しい国のひとつです。長年、不安定な政情とたび重なる自然災害に苦しめられてきたこの国を2010年1月、マグニチュード7の大地震が襲いました。首都ポルトープランスは壊滅が的な被害を受け20万人以上が家の下敷きになるなどで命を失ったとみられています。
生き残った人の多くも、家族を亡くし、住む場所を亡くし、水も食べ物もなく、生き延びることさえ困難だと言われています。

私は、少しだけ仕事で関わる中、海の向こうのこの災害に対して、心を痛めながらも自分の無知を思い知らされました。突然書くことになった社報の写真を選びながら、その思いはさらに大きくなりました。
そんなことから「私にはハイチの人たちの気持ちなんて絶対わからない、わかろうと努力はするけれど、わかったなんて言ってはいけないほど厳しい現実だ」と思い続けています。失われた命、苦しんでいる人たちのことを考えると、安っぽい感傷に浸ったり、自己満足的で手前味噌な考えや行動は、自分自身の中から排除しようと強く思います。

今、世界中でハイチに対する支援の声があがり、そのことは本当に素晴らしいと思います。その声が消えないこと、国際社会からの支援が途絶えないことを心から祈ります。そして、そのためにはメディアが報道することを続けることを願ってやみません。

エコなスーパーカー?

2010-03-15 21:40:21 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
ジュネーブ・モーターショーでは、各社が「エコ・スーパーカー」のコンセプトを披露。
LotusPorscheFerrariのハイブリッド、そしてMercedes-BenzのガルウィングEVが紹介されていました。
「エコなスーパーカー」ってなんか変なんだけど、Lotus社のハイブリッド車『Evora 414E Hybrid』なんて、電気モーターを左右に2基搭載して、合わせて414馬力。
0-60mph(0-97km/h)加速で4秒を切るそうです。
しかも、実際にはモーターは1速なのに、スポーツカーらしくギアを変える感覚を得られるよう、パドルシフトの7速トランスミッションを「模造」しV型6気筒エンジンやV型12気筒などのエンジン音もシミュレートし、車内のほか車外へも音を発生させているとのこと。(懲りすぎ?)

エコとはなんとも矛盾に満ちたものです。

「菜の花の沖」を読みたくなりました。

2010-03-15 21:13:34 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
今日、ママ友達とランチの合間、高層ビルから浜離宮恩賜庭園の菜の花を眺め、司馬遼太郎さんの小説「菜の花の沖」を思い出しました。

江戸時代の廻船商人であった高田屋嘉兵衛の話が、私は大好きです。

司馬さんは、高田屋嘉兵衛という人について、こう語っています。

*****

高田屋嘉兵衛は、大きな仕事をした不世出の人でした。
われわれは嘉兵衛のような人ではありません。
けれども人はその人なりに「大将、ウラア」
(大きな交渉を終えたあと、ロシアの船乗りたちが「嘉兵衛(大将)、万歳(ウラア)!」と去ったこと)
ということがあるといいですね。

総理大臣になることより、大企業の社長になることより、死ぬときに「大将、ウラア」ということがあるかないか。
あの瞬間がおれの人生だったという思い出を持つかどうかが、大事だと思います。
「すぐれた人間というのは、金もうけができる人とか、そういう意味ではありません。
よく働くことも結構ですが、そういうことでもない。
やはり魂のきれいな人ですね。

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(写真は昨年のもの。今年もきっときれいだと思います!)

菜の花の沖 1
司馬 遼太郎
文藝春秋

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優先順位をつけてひとつひとつ

2010-03-15 20:55:10 | 私らしく生きる。気づきと学び
週のはじめにあらためて・・・。

「優先順位をつけて、ひとつひとつ」
「何が大切かを常に自分に問いかける!」
「忙しいからこそ、丁寧に!確認!」
「いざとなったら受けてたつ」
「明るく、さっぱりと、思い遣りを忘れず」
「怒りを感じたら、その場を離れる」
「ストレス食いをしない」
「時々、ひとりになって、ふりかえる」

などと手帳に書きました。(手帳が埋まりました)

心がけないと、言い聞かせないと、なかなかできないのが人間。
時間に終われ、流されてしまわないように、
大切なことを忘れてしまわないように。

写真はユキヤナギの花です。