記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

新作ジャムの紹介 前編

2023年10月18日 21時51分30秒 | モノつくり

 

 

春のイベントで八朔レモンジャムを販売するようになって2年目になりました

ただ、ジャム専門店をめざしているわけではない

 

 

あくまで、ここでしか味わえないジャムを作りたいだけ

 

しかも私好みのテイストで

 

いつも八朔レモンジャムを楽しみにしているお客様が、

「秋のイベントでも、ちがうジャムがあったら嬉しい」と仰っていただいていたので、今回新たな挑戦に出ました

 

 

その名は「タルト・タタン」

じつは、この名前の響きがとても可愛くて、ジャムが出来るまえに決めました

 

とは言っても、りんごのジャムは今までに何度か作っていたので、ベースの味は決まっている

 

ただ、問題なのは、この素敵な名前の「タルト・タタン」を食べたことがなかった

 

だから、先月5年ぶりに訪れたパリでタルト・タタンを食べて来ました。そして、予め問い合わせておいたパリのコンフィチュール屋さんに、試作のジャムを味見してもらって、アドバイスをもらってきたのです。

 

タルト・タタンの本場フランス、パリジャンの意見はまちがいないはず

 

昨日は、それを踏まえてのジャム作り。

いつも八朔レモンジャムを製造していただいている「いしげ製菓」さんを訪ねました。

 

りんごは紅玉を使います

なんと前日にいしげさんが摘み取った新鮮なりんごです。

 

まずそのままの味を確認。

酸味がつよい紅玉。わたし好みの甘酸っぱさ

わたしが試作で使ったフジに比べるとはっきりとした酸味が心地よい。加えるレモンの量は少なくして良さそうかもしれないと、つくる前の打ち合わせをした。

 

いしげさんのアドバイスを受けながら、試作が完成

 

砂糖の量を多くすることで、艶感がでて、タルトタタンの名前にふさわしくなりました。

 

「後編」乞うご期待!

 
 




見出しの画像は、パリ左岸のカフェ
『Les Deux Magots』のタルト・タタン
とても大きくて、食べきれませんでした
そして酸味は少なく、予想以上の甘さでした
酸味好きな私にとっては、レモンをかけたかった
だって甘すぎると飽きちゃうでしょ
コメント
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