
ノコンギク:総苞の辺が長い(撮影:10月16日)


ノコンギクは冠毛が長く(左)、カントウヨメナの総苞の辺は短い(右)
10月の植物分科会は、いつもより参加者が多く盛会でした。
「今月の植物」として取り上げたのは、ノコンギクとカントウヨメナの見分け方でした。
秋のキク科の植物の見分け方はよく分からず、ノギクと総称してしまいがちですが、今日はじっくりその見分け方を勉強しました。
相違点は次の通りです。
① 枝の分かれ方 :ノコンギクは枝の上部で分枝するが、ヨメナは基部から枝分かれする
② 種子の冠毛 :ノコンギクは5mmと長く、ヨメナは短い
③ 総苞の辺の長さ:ノコンギクは辺が長く、ヨメナはやや短い
④ 葉の感触 :ノコンギクはザラザラし、ヨメナはさらりとして光沢がある
この後、来週末に開催されるイベントなどの準備をして散会しました。