


ついに新窯に火が入りました・・・
新しい炭焼きの仲間も加わって新窯つくりが進められていましたが、ついに今日火入れ式を迎えました。
S監督が窯口で火を焚きながら窯の温度を一気に上げてゆく中、ちょうど正午頃に窯のある山を守る小さな祠に集まって今後の作業の安全を祈りました。
その後、所用で参加できなかった村長に代わって、S監督から製作に関連した皆への感謝の言葉と共にお神酒を頂きました。
これで、5年を経過した従来の窯が寿命を迎えても、炭焼きの生産体験は継続してゆけることとなりました。
窯に火を入れるために火種に風を送っていたら、「人が手助けすると、窯が火を吸い込むことを覚えない! 窯の性格が悪くなる!」とのS監督の薀蓄ある一言が発せられました。
窯に愛着を持つプロの考え方の一端を見た気がしました。
監督はその後も火勢の具合を煙の色で判断しながら、まだまだ・・・と午後の「収穫祭」への参加もキャンセルして窯を守るに及んでプロ意識全開でした。
我々は監督に促されて、河畔の「収穫祭」の会場のほうへ・・・
「収穫祭」は女性会員を中心に美味しい料理が準備されていて、今年の米作り作業の終了を祝いました。
搗き立てのおもち・・・美味しかった~

餡ころモチと大根モチ