道産子:バクの夢生活

さえずり会の誕生



「さえずり会」の生い立ちを記録しておきたいとかねがね思っていましたが、この度、羽山顧問先生のインタビュー記事が地域新聞「はまかぜ(金沢版)05年3月11日号」に掲載されたことを知りました。
この記事で、会の生い立ちや教室の様子が良く分かりますので、全文を掲載して「さえずり会」の紹介とします。
尚、会のスタートは、1992年となります。 

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 野鳥の姿を木で彫り上げ、彩色する「バードカービング」。アメリカで生まれ、日本に伝わったのが25年程前。このバードカービングを大船と並木北コミュニティハウスの教室で指導しているのが羽山俊子さんだ。
 鎌倉で主婦をしていた羽山さんがバードカービングと出会ったのは16年前。バードカービング第一人者だった遠藤勇先生が講師を務める市民講座に申し込んだのがきっかけ。「娘も高校生になったし、何か始めたいなと思って」。いざ始めるとメキメキと上達。彫るスピードは先生もびっくり。始めてわずか3ケ月でNHK趣味講座「バードカービング入門」に遠藤先生の助手として出演することになった。
 機械を使うアメリカのバードカービングと違い、遠藤先生や羽山さんは全て手彫り。使う木は節のない南方材のジェルトン。色はアクリル絵の具を使用するのだが、この作業が一番難しいという。
 羽山さんの作品は小田原市の県立生命の星地球博物館に、日本で最後のトキ「みどり」が飾られているほか、藤沢市辻堂博物館や仙台市博物館にも作品が展示されている。また、東京都野鳥公園と新宿御苑で年2回程開催されている、全国のバードカービング作家の会である木翔舎の作品展にも出展している。
 「何でもそうでしょうが、楽しみながらやらないと続かないですよね、だから教室はあまり厳しくしていないんですよ」。確かに羽山さんの教室は時々笑い声も響く、和やかな雰囲気だ。これからもたくさんの人にバードカービングの素晴らしさを伝えていってほしい。

     羽山さんの作品、-落花生をついば
     む二羽のシジュウカラ。丁寧に色
     を塗られた体は、ふわふわとした
     本物の毛が生えているかのよう。

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