
広報に載った・・・河川部会の仲間たちとカジカ
今日発行の「広報はだの」の特集記事「川をきれいに・せせらぎを次世代へ」に自然村・河川部会の活動が掲載されていました。
部会員の日ごろの地道な活動があっての記事と思い、村民の一人として嬉しくなりました。
以下に全文を転記して掲載します。
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水生生物が絶えない川へ
田畑や雑木林に囲まれ、秦野盆地の西部を北から南へと流れる四十八瀬川。「ホタルやカジカがすめる川を未来につなげよう」を合言葉に、平成十三年九月、「四十八瀬川自然村」は発足しました。
現在はNPO法人として休耕田の復元や里山整備をはじめ、川の水温、水質などの調査や、生息している生物を採取し、データ整理をしています。
六月初めには、上流、中流、下流の三地点を調査。網ですくったサワガニやエビなどの体長を計測しました。
「上流は稚魚が多かったけど、下流は四倍以上の大きさの成魚がいました」
カジカの成長に驚きの声を上げるのは、小島健人さん(沼代新町・十八歳)。子供のころよく遊んだ四十八瀬川が忘れられず、二年前に会員になりました。思い出とともにふるさとの川を大切にしていきたいと意欲的に活動しています。
「生物がすみやすい環境であるかどうかは、川にすむ生物を調べれば分かります」 調査の必要性を強調する小野均会長(柳町一・五十九歳)。会員の調査したデータによると四十八瀬川には、きれいな川に生息するといわれる生物が観察されているそうです。
四十八瀬川を多くの生物のすむ自然あふれる川にするため、会員の地道な調査や活動は、今後も続きます。
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