
試作を繰り返して・・・観察会当日を迎えました(観察会:1月25日)
植物の冬の過ごし方の観察会の準備を進めてきました。
野外で観察した後、葉脈標本を作ってもらって栞にしようと、その試作を何度も繰り返して当日を迎えました。

観察会のリーダーAさんが手順の説明
リーダのAさんがこの日のプログラムを説明して、観察会が始まりました。
まずは、この日のために作成した電子紙芝居で冬の植物の様子を解説した後、実際に園内の植物を観察に出掛けました。
天候不順で雨の天気が続いていましたが、この日は雨とはならず外に出ることが出来ました。

野外で、植物の冬のすごし方の色々を観察
観察は用意したミニ図鑑を持って、①葉っぱの様子・②ロゼット・③冬芽を観察して園内を回りました。
地味な内容ですが、参加者には新鮮だったようで興味を持ってもらえたと思います。

葉脈標本づくりが一段落したところで、冬芽を拡大してみました!
観察を終えて、いよいよ室内で葉脈標本の作成に取り掛かりました。
対象の葉っぱは試行錯誤した結果、サザンカとヒイラギを選んでいました。
歯ブラシを使ってトントントントン、慎重にに葉脈を残してゆきます。
小学生の参加者も含めて、皆さん成功して綺麗な葉脈標本の栞が出来上がりました。
標本作成の合間に、野外で観察した冬芽をマイクロスコープで拡大して観てもらいました。
細かいところまで見えて、マクロ観察も楽しいものです!

綺麗な栞が出来ました!
最後に、完成した作品を掲げて記念写真に収めました。
冬の植物観察会も、なかなか面白かった・・・です!