
今月の植物「ハナミズキとヤマボウシの違い」(解説:Mさん、7月10日)
写真の葉っぱは、クマノミズキ(上)と実の付いたミズキ(下)
7月の定例の打ち合わせで、皆さんの楽しみは「今月の植物」。
今月は山男(?)のMさんの担当で、山で見つけたヤマボウシと同じ仲間のミズキ科の樹に付いての解説でした。
花の時期・花と葉の順番・総苞片の形・樹皮・実の形・種の散布方法などを比較していて、写真でもヤマボウシ・ハナミズキ・ミズキ・サンシュユの違いが良く分かりました。
特に皆さんが興味を持ったのは・・・葉の裏側に付く毛でした。
早速、ミズキの葉っぱを取ってきて顕微鏡で観察してみると、解説の通りT字型の伏毛を見る事が出来ました。
その後顕微鏡観察会は大いに盛り上がって、アカザやサンシュユの葉っぱも持ち込みました。
ミクロの世界は、不思議、きれい、面白い!!!!

ミズキの葉の裏:T字型の伏毛が特徴


他も見てみました!・・・アカザ(左)、サンシュユの毛叢(右)
雨が降り出して屋外での植物観察は出来ませんでしたが、葉っぱの観察で満足の勉強会となりました。