九州や三重からの参加者も含めて山好きの20名がこの日からの仲間で、一日1座づつ百名山を目指しました。
●第①日目(7月17日):八幡平、曇り●

コバイケイソウが群生する・・・八幡平(1613m)


キヌガサソウ(左)とハクサンチドリ(右)
曇り空で展望は利きませんでしたが、鏡沼・ガマ沼・八幡沼を巡る湿原を一周しました。
高山植物が豊富で、添乗員の案内で散策を楽しみました。
頂上付近に群生するコバイケイソウが見事でした。
●第②日目(7月18日):早池峰山、雨と風●

雨と風の中で岩をよじ登った・・・早池峰山(1917m)


ハヤチネウスユキソウ(左)とヤマオダマキ(右)
昨夜からの雨でどこまで行けるか心配でしたが、ガイドの適切な案内で何とか全員頂上までのルートをピストンして来ました。
蛇紋岩の滑りやすい岩場と格闘し、強風に煽られながらの登山でしたが、忘れられない山行となりました。
●第③日目(7月19日):岩手山、晴れ●

お釜巡りも風が弱くて幸い!・・・岩手山(2038m)


群生するコマクサ(左)とイワブクロ(右)
お天気は回復方向にあって、この一ト月で一番よいコンディションとは・・・ガイドさんの弁。
今回の山行でもっとも歩行時間が長くて、約10時間かけて標高差は登り1408m、下り1468mでした。
お鉢に出ると強い風が吹きつけますが、この日はいつもより弱く無事頂上を極め、帰路は日本一(!)のコマクサの群生地を経て焼走りに下りて来ました。
●第④日目(7月20日):岩木山、晴れ●

信仰の山・・・岩木山(1624m)


固有種のミチノクコザクラ(別名:イワキコザクラ)(左)とマルバシモツケ(右)
今度BS2の百名山の番組で岩木山を紹介するガイドさんに案内されての登山でした。
頼もしいガイドさんで、楽しく頂上まで行く事が出来ましたが、あいにくガスが上がってきて楽しみにしていた360度の展望は望めませんでした。
・・・北海道を山並みを見たかったのですが?
帰路は少し寄り道して、岩木山の固有種である「ミチノクコザクラ」を見せてもらいました。
●第⑤日目(7月21日):八甲田山、晴れ●

雪渓が残る・・・八甲田大岳(1585m)


イワオトギリ(左)とヤマブキショウマ(右)
宿の酢ケ湯温泉から下毛無岱から280段の木の階段を登って上毛無岱を通り、八甲田山の最高峰である八甲田大岳(1585m)を何とか制覇しました。
ここまで、結構きつい登りが続きました。
ここから稜線歩きで景色を楽しみながら、井戸岳(1550m)・赤倉岳(1584m)を歩き、青森の市街も陸奥湾も津軽半島も良く見る事が出来ました。
帰路は、ロープウェーで一気に、標高1252mの山頂駅から600mの山麓駅に下りました。
東北のお天気予報は、また明日から崩れるそうで、今回は一部大雨に会いましたがお天気には恵まれた方で、予定の百名山5座を制することが出来ました。
これで、合計7座を加えて山行記録は区切りの良い250座を越えて・・・251座となりました。