
ビオトープ観察の後は・・・出来たてのビール(実施日:6月30日)
葛葉緑地を飛び出しての特別観察会は、麦の研究(?)でアサヒビール神奈川工場内にあるビオトープを訪れました。
広い敷地の一角がビオトープとなっていて、ホタルも飛び交うそうです。
ここを1時間半位かけて、いつもの「牛歩の歩み」で一周して来ました。
中心に池があって色々な種類のトンボが見られて、夢中で追い掛けてしまいました。
植物では、ネジバナのピンクが目立っていましたが、その他も多く観察出来ました。
印象的なのは、下記のムラサキツメクサとヤハズソウでした。

ムラサキツメクサをじっくり観察



花の変遷 :(左)片側から咲き始め (中)満開になって (右)種になる


ヤハズソウ :小葉をちぎると矢筈状にきれる
この後、工場併設のレストランでお昼(もちろん!ビール付き)を取って、工場見学で麦とホップを勉強してきました。
そして、出来たての麦の液体(一般にはビールと呼ばれる)も味見しました。
たまには、こんな植物観察会も楽しい趣向です。
**************************************
今回観察出来た生き物たち
【野草】ネジバナ・メドハギ・ヤマユリ・ツユクサ・オカトラノオ・ノアザミ・カヤツリグサ・
ウツボグサ・ヨツバヒヨドリ・ワレモコウ・ホタルブクロ・ムラサキツメクサ・
ヒルムシロ・マメグンバイ・カモガヤ・ヌスビトハギ・オギ・アレチギシギシ・
ウラジロチチコグサ・ヤハズソウ・ヒメジョオン
【樹木】エゴノキ・ブナ・アカマツ・ヤマザクラ・ニセアカシア(ハリエンジュ)・ソヨゴ
【野鳥】スズメ・ツバメ
【昆虫】ショウジョウトンボ・イトトンボ・ベニシジミ・ナキイナゴ・ヒョウモンチョウ・
キチョウ・キイトトンボ・オオシオカラトンボ(雌)
【その他】エゴノネコアシ(エゴノキの枝に寄生したエゴノネコアシアブラムシの虫こぶ)・
カバキコマチグモ(オギの葉を丸めて卵を産む)
**************************************