今年の山行のメインイベントは、利尻富士登山・・・でした。
私にとっては40数年降りの懐かしい山です。
今回は札幌で合流した息子に案内役を務めてもらって、鴛泊から利尻山(1721m、利尻富士)を目指して沓形に下りて来ました。
約12時間の山行で、富士山以上に大変な山でしたが、高山植物を掻き分けて歩く体験もして思い出深いものとなりました。

鴛泊の宿からの利尻山(8月2日朝)

ガレ場が続く・・・頂上まであと一息

頂上・北峰(1719m)・・・残念!眼下は雲の中

沓形への下山路からみえる雪渓

まさに高山植物を掻き分けて進む
今回のルートは下記のようで、頂上付近の崩壊が進んでいて今は最高峰の南峰(1721m)まで行く事は出来ず、北峰(1719m)が頂上となります。
鴛泊3合目登山口(210m)~長官山(1218m)~利尻山・北峰(1719m)
~三眺山(1460m)~沓形5合目見返台園地(420m)
頂上付近は、ガレていて落石もあって崩壊が進んでいるのが分かります。
特に、下山時は大きなガレ場を2度渡らなければならず、落石と滑落に注意しながら恐る恐る渡るという貴重な体験をしました。
信頼に足るリーダ(息子)のお陰(!)で、無事下山できました。
標高差1509mを歩き通した満足感は、前回の富士山以上・・・でした。
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(記) 利尻山登山で3座追加となったので、山行記録は180座となりますが、
富士山の記録が重複していたので調整して、179座としました。