（撮影:０８年１０月２０日）
ヤマトリカブトはお気に入りの花とは言えませんが、山で出会うとハッとする野草です。
今回の山行きは、個人で毎月のトレッキングを企画して７年になる方の会に加わってのシダンゴ山(７５８ｍ)から高松山までの縦走でした。
シダンゴ山を制覇した後、時々藪を掻き分けての上り下りが続く山道を行くと「怪しい紫色のヤマトリカブト」と「緑のマツカゼソウ」ばかりが目立つ所が続きます。山道には鹿の存在を示す印(フン、足跡、ぬた場)があちらこちらで見かける所にもなります。
そうです･･･ここは獣の住処に人間がまさに入り込んだ場所のようです。
そのせいで、鹿の嫌いなヤマトリカブトとマツカゼソウだけが残ったのでしょうか？
道中の最高峰は｢ダルマ沢ノ頭(８８０ｍ)｣で、この後高松山(８０１．４ｍ)に到着となります。
この山は、花の百名山(田中澄江)のひとつになっていてお花の季節には色々楽しめるようです。山頂からは、金時山、矢倉岳など足柄・箱根の山々が望めます。
シダンゴ山頂上の紅葉
高松山頂上からの足柄・箱根の山々
高松山周辺のおもしろ名前・・・｢女郎花道｣や｢ビリ堂｣の読み方や由来に会話が弾み初めての山の同行者とも打ち解けて、中々行けないルートを完歩しました。リーダのＷさんに感謝です。
尚、スタート地は｢寄(ヤドリキ)｣、ゴール地は｢高松山入り口｣でした。
