
小さなドクダミの花をルーペで観察


ドクダミの白い所は萼(がく)ではなくて苞(ほう):右は園芸種の八重のドクダミ
今日は植物観察についての貴重な話を聞く機会を得ました。
先生の2時間の講義は全てドクダミを観察しながらの、自然に対する接し方の基本を教わりました。
そして、その講義の進め方は参加者を引きつける、わくわく感のある時間でした。
時として、植物の名前を覚えるだけが植物観察の主目的になっているのではとの疑問がありましたが、それは自然に親しむことではなく「植物学」に入り込んでいるとの先生の指摘でした。
植物の名前が次から次へと頭を通り過ぎるだけの私としては心強い話でした。
この講義での先生から得たこと・・・3つ
① 自然観察は構造分類でない!
② 植物の基本を理解して、他はそれをベースにして観察する!
③ 科学的に調べる!
良い勉強をした後は、植物仲間と園内を一周しました。
早速テーマを絞って、この日は今盛りのアジサイを中心に見て回りました。

アジサイ


左:トウネズミモチの葉は葉柄が透けて、ネズミモチの葉柄は透けない
右:色の綺麗なツバメシジミ
アジサイも綺麗でしたが、ツバメシジミの羽の色の綺麗なこと・・・花も蝶も自然の一つ一つです。
今日観察したものを以下に記録しておきます。
ドクダミ・バイカウツギ・ガクアジサイ・ソシンロウバイ(実)・アジサイ・
サンショウ・オクタマコアジサイ・タマアジサイ(葉の両面がザラザラしている)・
ネズミモチ・トウネズミモチ・ムラサキシキブ・キツリフネ・
キバナアキギリ(葉っぱの虫食いがすごい)・メキシコマンネングサ・
コミチマンネングサ・マタタビ(雄木)