こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、日常生活について書きます。
❤︎日常生活が学びになっている子どもとなっていない子ども
子どもを見ていると、
日常生活の中で楽しく勉強している子ども
勉強時間だけ勉強している子ども
がいます。
両者の学力は、
成長するにつれて大きな差がつくのは
一目瞭然ですね。
それでは何が違うのでしょうか。
❤︎"日々の習慣"が違う
どのような“生活習慣”をしているか、
どのような“思考習慣”を持っているか、
どのような“心の持ちようで生活”をしているか
という日々の習慣がちがいます。
❤︎日常生活そのものが学びの子ども
いわゆる“ガリ勉”ではありません。
もちろん勉強はしていますが、優れた"観察力"を持っています。
そして、この観察力は、素質ではなく習慣で誰でも身につけることができます。
観察力がついてくると子どもの様子が徐々に変化していきます。
❤︎観察力は教えても身につかない理由
子どもに、
繰り返し周囲のものや出来事を観察するように言っても、
実際にはなかなか実行してくれません。
しばらくは観察したとしても、
すぐに飽きてしまいます。
❤︎観察力は知識のように教えることでは伸ばせない
観察力とは特定の知識ではないため、
直接伝え、
覚えてもらうことはできません。
子どもが日頃から
自分の身のまわりのものや出来事に
注意を払う癖を身につけてもらうことが、
観察力を養う上で大切です。
❤︎観察力は習慣であり、日頃から鍛える必要がある
観察力の高い子は、
別に生まれながらにしてその力を持っていたわけではなく、
家庭環境のなかで生活しているうちに、
観察力を鍛えることができたのです。
子どもの観察力をアップするためには、
親が意識的に子どもの観察力を高められるような行動をとることでも、
十分に実現できます。
そして、
子どもは親との関係性のなかで育っていきます。
子どもに観察力を身につけてもらいたいならば、
まずは親自身の習慣・行動を見直しましょう。
❤︎観察力を高めるために出来ること
❶子どもに質問を投げかける
自分がわからないことは、
親に質問して理解を深めようとするのが
子どもの典型的な行動です。
これを逆にして、
親のほうから子どもに
いろいろな質問をしてみます。
子どもは、
質問されたことにうまく答えようとして、
ものや出来事を自分なりに調べ、
分析しようとします。
日常的に
親のほうから
いろいろな質問をしてくることがわかると、
子どもはどんなことを聞かれても
答えられるように、
普段から身のまわりのことに
アンテナを張ろうとします。
そのような心かけは、
観察力を高める上で有効です。
❷今日何があったのかを細かく話してもらう
子どもに対して
今日一日何があったのか、
普段から習慣のように聞くようします。
その時、
たとえば先生に注意されたと話したら、
どうして注意されたのか、
注意されないようにするにはどうすればよいのか、といったことを軽く尋ねてみましょう。
質問された子どもは
今日の自分の行動を振り返り、
どのように行動すればよかったのかを
自分で考えます。
こうしたプロセスを通して、
自分の行動を見つめ直す視点を
日ごろから持てるようになれば、
子どもは観察力を着実に養えます。
❸普段行かない場所に連れて行く
普段あまり行かない場所に子どもを連れていくと、
新たな発見や
知らなかったことに出会える機会を
子どもに提供できます。
ただし、
ただ楽しかった、
面白かっただけでは終わらないように、
親のほうから何がどのように楽しかったのか、
どうして面白いと思ったのかなどを
軽く尋ねてあげましょう。
その日に体験したことの理解が深まります。
❤︎避けるべきこと
観察力を育てたいと思っても、
余計な一言・行動で
子どもの観察力を高める機会を奪ってしまう恐れもあります。
❶子どもが観察しているものを先まわりして教えない
大人が知っていることでも、
子どもにとっては初めて目にするもの、
感じるものはたくさんあります。
しかし
子どもが未知のものを観察しているとき、
親が横やりを入れ、
それが何なのか、
どんなメカニズムなのかを説明すると、
子どもは自分の力で未知のものを解明する気力を失うでしょう。
知らないことは親に聞けばいい、
という思考パターンが子どもに身についてしまうと、
観察力は身につきません。
❷親の価値観を押しつけない
子どもが観察して疑問に思ったものや
出来事については、
本人の力で調べて考え、
自分なりの答えを探そうとすることが大切です。
しかし
親が、
子どもに対して自分の考え方・価値観を押し付けてしまうと、
子どもはそのフィルターを通してしか
ものや出来事を理解できなくなってしまいます。
そのようなフィルターができてしまうと、
子どもは身のまわりの出来事を
多面的・客観的な視点で見ることができなくなります。
❸子どもが考えているときに問い詰めない
親が子どもに対して、
観察内容について質問するときは、
あくまで考えるきっかけや、
理解を深める効果を出すために、ら軽く行うことが大切です。
子どもが考えているのに
無理に答えを聞き出そうとすることは、
子どもは萎縮させ、
逆に観察しようとする積極性を
失ってしまう恐れがあります。
❤︎観察の方法
観察の方法の一つとして、
"パターン認識”を教えます。
同じ内容か、
若干異なる内容か、
まったく異なる内容か
“微妙な違いを観る訓練”を日常、
意識的にしていくと、
それが習慣化されて、
勉強の世界でも応用が利くようになっていきます。
❤︎まとめ。日常生活そのものが学び
観察力は、
子どもに
いろいろな質問を投げかけたり
今日の出来事を細かく話してもらったり
普段行かない場所に連れて行ったりして
日常生活の親との関係性のなかで
少しずつ高めていくことができます。
そして、
日常生活そのものが学びになります。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、日常生活について書きます。
❤︎日常生活が学びになっている子どもとなっていない子ども
子どもを見ていると、
日常生活の中で楽しく勉強している子ども
勉強時間だけ勉強している子ども
がいます。
両者の学力は、
成長するにつれて大きな差がつくのは
一目瞭然ですね。
それでは何が違うのでしょうか。
❤︎"日々の習慣"が違う
どのような“生活習慣”をしているか、
どのような“思考習慣”を持っているか、
どのような“心の持ちようで生活”をしているか
という日々の習慣がちがいます。
❤︎日常生活そのものが学びの子ども
いわゆる“ガリ勉”ではありません。
もちろん勉強はしていますが、優れた"観察力"を持っています。
そして、この観察力は、素質ではなく習慣で誰でも身につけることができます。
観察力がついてくると子どもの様子が徐々に変化していきます。
❤︎観察力は教えても身につかない理由
子どもに、
繰り返し周囲のものや出来事を観察するように言っても、
実際にはなかなか実行してくれません。
しばらくは観察したとしても、
すぐに飽きてしまいます。
❤︎観察力は知識のように教えることでは伸ばせない
観察力とは特定の知識ではないため、
直接伝え、
覚えてもらうことはできません。
子どもが日頃から
自分の身のまわりのものや出来事に
注意を払う癖を身につけてもらうことが、
観察力を養う上で大切です。
❤︎観察力は習慣であり、日頃から鍛える必要がある
観察力の高い子は、
別に生まれながらにしてその力を持っていたわけではなく、
家庭環境のなかで生活しているうちに、
観察力を鍛えることができたのです。
子どもの観察力をアップするためには、
親が意識的に子どもの観察力を高められるような行動をとることでも、
十分に実現できます。
そして、
子どもは親との関係性のなかで育っていきます。
子どもに観察力を身につけてもらいたいならば、
まずは親自身の習慣・行動を見直しましょう。
❤︎観察力を高めるために出来ること
❶子どもに質問を投げかける
自分がわからないことは、
親に質問して理解を深めようとするのが
子どもの典型的な行動です。
これを逆にして、
親のほうから子どもに
いろいろな質問をしてみます。
子どもは、
質問されたことにうまく答えようとして、
ものや出来事を自分なりに調べ、
分析しようとします。
日常的に
親のほうから
いろいろな質問をしてくることがわかると、
子どもはどんなことを聞かれても
答えられるように、
普段から身のまわりのことに
アンテナを張ろうとします。
そのような心かけは、
観察力を高める上で有効です。
❷今日何があったのかを細かく話してもらう
子どもに対して
今日一日何があったのか、
普段から習慣のように聞くようします。
その時、
たとえば先生に注意されたと話したら、
どうして注意されたのか、
注意されないようにするにはどうすればよいのか、といったことを軽く尋ねてみましょう。
質問された子どもは
今日の自分の行動を振り返り、
どのように行動すればよかったのかを
自分で考えます。
こうしたプロセスを通して、
自分の行動を見つめ直す視点を
日ごろから持てるようになれば、
子どもは観察力を着実に養えます。
❸普段行かない場所に連れて行く
普段あまり行かない場所に子どもを連れていくと、
新たな発見や
知らなかったことに出会える機会を
子どもに提供できます。
ただし、
ただ楽しかった、
面白かっただけでは終わらないように、
親のほうから何がどのように楽しかったのか、
どうして面白いと思ったのかなどを
軽く尋ねてあげましょう。
その日に体験したことの理解が深まります。
❤︎避けるべきこと
観察力を育てたいと思っても、
余計な一言・行動で
子どもの観察力を高める機会を奪ってしまう恐れもあります。
❶子どもが観察しているものを先まわりして教えない
大人が知っていることでも、
子どもにとっては初めて目にするもの、
感じるものはたくさんあります。
しかし
子どもが未知のものを観察しているとき、
親が横やりを入れ、
それが何なのか、
どんなメカニズムなのかを説明すると、
子どもは自分の力で未知のものを解明する気力を失うでしょう。
知らないことは親に聞けばいい、
という思考パターンが子どもに身についてしまうと、
観察力は身につきません。
❷親の価値観を押しつけない
子どもが観察して疑問に思ったものや
出来事については、
本人の力で調べて考え、
自分なりの答えを探そうとすることが大切です。
しかし
親が、
子どもに対して自分の考え方・価値観を押し付けてしまうと、
子どもはそのフィルターを通してしか
ものや出来事を理解できなくなってしまいます。
そのようなフィルターができてしまうと、
子どもは身のまわりの出来事を
多面的・客観的な視点で見ることができなくなります。
❸子どもが考えているときに問い詰めない
親が子どもに対して、
観察内容について質問するときは、
あくまで考えるきっかけや、
理解を深める効果を出すために、ら軽く行うことが大切です。
子どもが考えているのに
無理に答えを聞き出そうとすることは、
子どもは萎縮させ、
逆に観察しようとする積極性を
失ってしまう恐れがあります。
❤︎観察の方法
観察の方法の一つとして、
"パターン認識”を教えます。
同じ内容か、
若干異なる内容か、
まったく異なる内容か
“微妙な違いを観る訓練”を日常、
意識的にしていくと、
それが習慣化されて、
勉強の世界でも応用が利くようになっていきます。
❤︎まとめ。日常生活そのものが学び
観察力は、
子どもに
いろいろな質問を投げかけたり
今日の出来事を細かく話してもらったり
普段行かない場所に連れて行ったりして
日常生活の親との関係性のなかで
少しずつ高めていくことができます。
そして、
日常生活そのものが学びになります。