小雨、6度、78%
日本に戻ったら庭に植えたいと思っていた草花の筆頭がクリスマスローズでした。なぜでしょうね。下向き加減に咲くこの花に惹かれるのは。30年近く前に刺繍で刺した花がクリスマスローズでした。まだ日本ではそんなに知られていない花でした。帰国前。厚かましい私は友人に庭のクリスマスローズを分けて欲しいと頼みました。帰国後すぐにいただいた単衣の紫と白のクリスマスローズは小さいながらも花をつけました。想像していた風情です。
昨年、1年物の苗を買いました。「今年の花は望めませんよ。」と園芸店のお兄さん。丸々1年待ちました。最初に咲いたのは、 一年も待ったので自分でもどんなクリスマスローズを買ったのか忘れています。最近本などで紹介されているクリスマスローズは改良された華やかなものになっています。花の色も花弁の形もひっそりというより豪華です。私が求めたのは八重咲きのクリスマスローズのようです。次に咲いたのも八重咲きの私の好きなグリーンの花でした。写真を撮るときは地面に寝そべるようにして下から撮ります。
このふた株の横に古くからの一重のクリスマスローズが植わっています。新しい葉が勢いよく花芽を付けるのももうすぐなはずです。裏庭はローズマリーの小さな紫の花が咲いていますが華やかではありません。一番奥に一つポツンとバラが咲きました。 春と違い色は薄いのですがその香りのいいこと。春咲きの球根の芽もあちこちに土を持ち上げて来始めています。暖かな冬です。植物達の動きにも異変があるかもしれません。庭を見ていると間違いない季節の巡りを感じます。
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